セカンドオピニオンにいってきた。
厳密にいうと行ってもらった。
私は行けないから、主人と友人でいってもらった。
3月31日。
それがどんな日か理解した上で。
世の中が1番忙しい年度末の締め日。
それでも友人は仕事を休んで私のために聴いてくれた。
主人は朝から子供の面倒を見て、私の病歴の精査をし、深夜まで本当によくやってくれた。
日本の最高峰のガンのエキスパート集団の話を聞くために。
そして今日答えは、、
この病院と一緒だった。。。
辛く悲しい。
でもまだ現実とは受け止められない。
電話口の主人が泣いていた。
愛する人が泣いている。
世界いた私を愛してくれる人が泣いている。
会いたい。
長期入院すると、少しずつ顔見知りが増える。
こんなご時世だから前みたいに、食堂に揃ってワイワイ食べるなんてことは無くなってしまったけど、それでも、運動のために歩いている人などは毎度似た顔ぶれだし、挨拶はするしで、なんだかんだで知り合いができる。
そしてあなたはなんの癌なんですか?
なんてしょっちゅう聞かれる
もちろん癌じゃなく、筋腫だったり、良性の腫瘍な人もいるんだけど、まあ長く入院する人は結構癌が多い。
私から話しかけることはほぼないけど、おばちゃんたちは声かけてくれて、たまに立ち話なんかしたりして、1日を過ごしている。
基本的には病棟のヒエラルキーは年齢である。
お婆ちゃん、おばちゃん、4030代、若者といった感じ
しかし病状を聞くとヒエラルキーは変わる。
そう。
病気の長さや、重たさによってヒエラルキーは逆転し始める。
今回私は入院日数からしても、病状からしても、喜ばしくないヒエラルキーの頂上に立ってしまった。
まさかの72歳のお婆ちゃんが、「あんたなんてペーペーよ、この人に比べたら」と言われてた。
そうなんです。皆様お婆ちゃんたちの体が羨ましくて仕方ない私なんです。