全然乗り気じゃない担当医は、
いつものように「こちらから進めてやるわけではないのでいつでもやめていただいてかまいませんよ。そもそも抗がん剤は効かなければ毒だから、余生を考えると何もしないで家で療養した方がと思います」
と枕詞のように。。。


でも私まだ30代子供も小さいし、やれる事は可能性低くてもやりたいんです!


なので、こちらの責任でやらせてくださいと、抗がん剤を提案してもらうことになりました。


今回はハイカムチン。ノギテカンともいうらしい。

選択理由はイレウスの負担が1番少ないもの。

でも癌への効果はかなり低いとのこと。



とりあえずこれでいくことになりました。


入院で5日間毎日投与だそうです。


またがんばるぞ!
絶対生きるぞ!
家族と笑って過ごすぞ!
なんとか低空飛行つづけています。

もう手段ないと言われて、絶望はしていたけど、ダメ元で、イレウスの腸の薬を止めて、食事再開を試みました。

重湯から恐る恐る始め、なんとか五分粥までになり、とりあえずそこまでで、抗がん剤をさがしてもらうことになりました。


しかしその抗がん剤も可能性は低いと言われています。
それでも1でもチャンスがあるならとやることにしました。

なんとか聞いてくれることを祈って
もう口から物は食べられないかもしれないと言われてから、ずっと落ち込んでいた。

口から食べられない=もう治療はできない


残り少ない人生を家で過ごした方がいいとまで言われて、この急展開に心がついていかず、主人と涙した。


病院はもう可能性は低いと見切った様な感じだった。


それでも私は、はいそうですか。

とはなれない。


だから可能性が低くても頑張りたいとだけ告げた。




とにかく小腸が少しでも回復して、物を通してくれるかが大事。



今までもよく頑張ってくれてありがとう腸さん。
でももう少しがんばってね。