「アシュラ」 | 松本祐一オフィシャルブログ【 One Way 】
こんばんは!!


遅くなってしまいましたが
平熱43度舞台「アシュラ」relation vol2
ご来場、応援誠にありがとうございました😊

平熱でやった初演のアシュラから約6年後
まさかまたこの舞台に立てるとは思っておらず
とても意気込んで向かいました。

6年前の秋生/尚也
23歳だった時の自分と29歳の今の自分だから出せるものは何か。

ただがむしゃらにやっていた6年前
がむしゃらの中で掴んできたものを差し引き出来るようになった今。

変わってくるもの、変わらずに在り続けるもの
全部出して、出して、出して!
出し惜しみなく今の自分の技量や熱量で挑もうと思いました。


この作品は本当に役者としての全てが顕著に現れる作品だと思います。

0秒で違う人になり、パントマイムでお客さんにそこに武器や壁その他色々なものを想像してもらってあるかのように錯覚させる。

だからこそ大胆に、時には繊細に表現しなければならないですし、なんかやってるなって冷められたら終わりだなという思いの中、色々とチャレンジしました。

特に磐城の時のマイムで水槽で金魚飼っているのは表現する時意外と緊張しました。
最初は鳥を飼ってたんですけど色々難しかったので諦めました笑


そして今回は上にも名前書きましたが6役です。
秋生/尚也だけではなく
三沢/磐城
伊丸岡/透馬

最初聞いた時は本当にびっくりしました。
2役でも難しいのに6役ですか。。と

でも不思議とやれないとは思わなかったんですよね。
大変にはなるだろうけど、やろうと思えました。

台本をほぼ丸暗記すればいいんだよと演出の桃原さんには言われましたがまぁそれくらいのセリフ量にはなるよなと。

まぁこれをやらせる僕らの代表はかなりSですけど笑

でもセリフを覚えてただ発するだけなら僕じゃなくても出来る。
僕がやると言って受けたからには一人一人の個性や物語、その役の深みを、探っていかないと薄っぺらいものしか見せれなくなるし、それだけは嫌だったので日々この役なら、この役はどうするかを考える日々でした。

もちろん他のみんなも大変な量のなかストイックに日々稽古してて、そこも僕は嬉しくて、負けてらんないなと自分を奮い立たせていました。

アシュラのキャストの皆がいたから僕も心折れずに最後まで突き進んでいけたんだと思っています。


秋生/尚也の誰かの為に動く力。

伊丸岡/透馬の誰かを守る為ための決断。

三沢/磐城の曲げれない信念の為の行動。


対になる役は理由は違っても行き着くところが似ていてこの配役の面白いところでもあったなと僕は思います。


今回も自分自身沢山成長させてもらった舞台でもありますし、新たなチャレンジも出来、役者として一歩ステップアップ出来たような気もします。

全公演終わった後かなり完全燃焼でロスってましたし笑

また出れるなら次は男性キャラコンプリートしないと笑

今後も平熱43度、松本祐一の応援お願いいたします!!

本当に長い公演の中、応援ありがとうございました😊!!


いつかの写真の時の三沢です。
うん、自分でも恐ろしいです。



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