海住山寺から恭仁京遺跡へ | bamboohouse-masterのブログ

bamboohouse-masterのブログ

マスターの気まぐれ写真日記

茶畑が広がる丘

 

急な坂道を登ります

山門が見えてきました

階段を上って

たどり着いたのは

 

海住山寺(かいじゅうせんじ)

笠置寺から近い

 

京都山城にある寺です

 

五重塔

 

国宝です

美しいです

かつて恭仁京があった

 

瓶原(みかのはら)を

 

見下ろす三上山に

 

海住山寺はありました

 

 

 

 

 

 

 

眼下に見える平野に

 

かつて恭仁京と呼ばれた

 

都がありました

下山して

 

恭仁京の史跡に向かいます

 

恭仁京大極殿址

奈良時代の一時期

 

都が置かれた山背国相楽郡の地

 

現在の京都府加茂地区に

 

都があったのです

わずか3年余りで

 

難波宮に移ったため

 

「幻の都」と呼ばれています

大極殿が平城京から

 

ここに移築され

 

宮殿が造られました

条坊地割りが行われ

 

木津川に大きな橋が架けられました

しかし都としては完成しないまま

 

京の造営は中止されて

 

聖武天皇は近江紫香楽宮に移ります

さらに難波京に遷都

 

さらに都は平城京に戻されました

遷都後

 

恭仁京宮城跡地は

 

山城国分寺として

 

再利用されることになり

大極殿は

 

金堂に転用されたといいます

立派な礎石だけが

 

残っていました

 

ここがかつて都であったことの

 

面影です