12/29(水)
FC.バルツォジュニアユースの選手たちは、活動日以外でもグラウンドに集まってきて遊んでいます!
以前も、「遊び」の重要性について書きましたが、今回も少しだけ。
子ども時代に、どれだけ「遊び」の経験があるかが、大人になってからの人生でも、とても重要です。
なぜかと言うと、
「遊び」は、必ず自発から生じるからです。
親から「遊びなさい!」と怒られながら遊ぶ子どもはいません。
必ず子どもの中から自然に発生する、
「こうしたい!」という思い(=自発)から生じるのです。
自発から生じた行動は、まず集中力が違います。
親が「やめなさい!」と言うまで続けることがほとんどです。
さらに、言われなくても率先していろんなことに取り組みます。
そして、自分が考えつく工夫やアイディアを
そこにたくさん盛り込みます。
大人が想像もつかないことを
言ったり、やったりするのは、
『子どもらしい』、とても魅力ある行動なのです。
(それゆえ大人は苦労することもあるのですが)
大人になるとどうでしょう。
自身のさまざまな行動にそれ相応の責任が生じ、
「こうしたい!」
「ああしたい!」よりも
「こうしなければならない!」
「ああしなければならない!」が増えていくのです。
子どもの頃、あんなに自由に生きていたはずなのに。
日本人の良さである「勤勉さ」が相まった『義務感』によって、いつの間にか行動が制限されている。
仕事中もどこか集中力がなく、率先して何かをやることは少ない。
できれば誰かやっておいてくれないかな、と思ってしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし、子どもの頃から「遊び」を多く経験した大人は、
きっと、人生のさまざまな出来事(仕事や子育てなどなど)を「遊び化」しているはずです。
つまり、こうしなければならないという義務で生きるのではなく、
もっとこうしたい!
あんなこともしてみたい!
人生が楽しい!
と、どんなことも自発によって生きることができているはずです。
仕事も子育ても、人生に起きるさまざまな困難も、苦しむためにあるのではありません。
人生を楽しむためで、自分がさらに魅力的な人間になるためにあるんだ!
そう捉えることができるための土台は、
やはり「遊び」にあるはずです。
さあ今日は何して遊ぼうか!
とりあえず、焼き芋してみる。