本年もどうぞよろしくお願いいたします。

まずは、昨年のユース(高校生)。

残念ながら、最終戦まで行きながらも、昇格とはなりませんでした。
3年前の昇格戦のときには、中3生として参加した現高3生。
震災の影響を受けながらも、最後まで戦い抜いたスピリッツを、今度は大学受験の中でも発揮してくれて、最終戦までバルツォらしく戦った。

この学年のかっこよさは、たとえばゴールキーパーを引き受けたキャプテンに象徴される。
本来はゲームメーカーが出来るフィールドプレイヤーだが、最後はゴールキーパーとしても高いパフォーマンスを見せてくれた。
ポジションがポジションだけに、中途半端な引き受け方ではそこまでにはなれない。
だからこそ是非とも勝ち取りたかったが、結果は結果として真摯に受け止める。

後輩たちの中にもそのスピリッツを引き継げる素質を持ったプレイヤーは確実にいるし、それこそがバルツォの伝統だ。
そして来年度の闘いに向けた新チームは、先日冬合宿とともにスタートをきった。

ところで現在バルツォは、利き足サッカーをはじめ、鋭角パスやレシーバーの育成等のテーマを持ちながら、基本を重視した創作サッカーに取り組んで、選手たちにわかりやすく楽しむ方法を伝えるとともに、フィジカルの育成にも長期一貫指導を取り入れた。

今年のバルツォにも、おおいに期待してもらいたいと思います。

by ベアーズコーチ