5月4日に、1次リーグ敗退が決定し、選手権までと決めていた高3生が去って1カ月。

6月5日の天皇杯予選は、水戸ホーリーホック戦。
前半0-0の後半。1分にカウンターから先制。結果として、バルツォを引っ張ってきた2トップの見おさめゴール。
その後、3連続失点は、練習不足。PKで1点差に迫るのが精いっぱい。
そこからさらに3失点は、体力不足。
前半からバルツォらしいサッカーで、区切りをつけたい高3生のプレーを目に焼きつけながら、新チームへの切り替え。

そして、いよいよIFAリーグ初戦。
残ってくれた高3生の力を借りて、できれば点を取り合っての引き分けなら合格点とのぞんだ対牛久高校は、昨年このリーグの順位決定戦で負けたチーム。

前半を理想的な1-0で折り返しての後半。
立ち上がり2分に、警戒していたカウンターから失点。それでも 11分、新ストライカーが決勝点。

まだまだではあるが、たしかにバルツォの魂は引き継がれているようだ。

世界中のクラブやチームがそうであるように、バルツォもまた様々な経験を積み重ねる必要があるのかもしれない。
今回のように、シーズン途中で主力の選手が抜けていくことも、そして立て直すことも。
伝える者や伝わるもの、託すものや引き継ぐ者の繋がり。
誰かが言った。
スポーツ(サッカー)も、クラブ(チーム)も『育てるもの』だ!と。

「自在」を鍛え、磨き、歴史を築き、伝統を創る。

新チームがスタートした区切りとして、続けてくれている高3生も一時期サッカーと距離をおいた高3生も
ひとまず ありがとう!!!         by ベアーズコーチ