終わってみれば、3-0のゲームだが
サッカーの要素にも「展開」「流れ」があり、厳しい内容だった。

立ち上がり3分、先週誕生日のヤツがえぐってクロス。
とっても静かな2年生が、合わせて先制点。
しかしその後、38分間ゲームは動かず。
そして残りわずかに、動き出しスーパー1年生がDFラインの背後のボールに反応して追加点。

後半。
ハーフタイムで、工夫する材料としてトレーニングのポイントを確認して送り出したが、
なかなかコンビネーションには反映できず、
45分間 両チーム無得点。
ロスタイムにリハビリ中のヤツが決めて、ホイッスル。

1点差の38分間も、2点差の45分間もジリジリする。
そこでチームが崩れなかったのは、昨年も紹介したトモ&トモを中心とした
「とりっこ」サッカーのおかげ。
戦術的には、「トランジション」とよばれるものだ。

先人の教え。
「あのな。サッカーの本質は、ゴールを奪うためにボールを奪い合うことだ!」
ゴールは目的。つまりそのほとんどは、「ボールの奪い合い」なのだ。

自在サッカーは、特別なサッカーではない。
サッカーの本質から出発しているだけだ。
だからこそ、楽しい!               by ベアーズコーチ