どのようなリーグ戦であれ、その初戦は相手チームにかかわらず「最低引き分け」をまずは考える。

結果の1-1は、対戦チームの大宮ソシオ側からみても、どちらに勝敗が傾いていても不思議ではなかった。

「半分勝ったのか、それとも半分負けたのか」や、「勝ち点1を取ったのか、勝ち点を2点失ったのか」などと細かい分析の他に、いろいろと考えさせられるのがこの「引き分け」という文化だ。

それに加え、この試合では最もメンタルの側面とトレーニングの成果との兼ね合いというのか、バランスというのか、選手の中でプレー中に起こる様々な気持ちの変化やストレスに対する心理的スキルの自在性についても、その重要性を感じさせられた。

少々難しい言い回しになったが、「強い意志」で解決するのか、「場数」で対応するのか、「伝統」で乗り切るのかなど、サッカーにはステージを1つ上がれば上がったで、次々と人生の縮図と思われるような階段をうまく用意してくれているなと思った。

あと2戦をどう戦うか!?次の第2戦は、最も格上の相手。

現段階の「自在性」が、どこまで通用するか楽しみだ!

by ベアーズコーチ