脳炎のEncephalitisとワクチンのVaccineをとってエンセバックらしい。
~~バックという名前は輸液の類かVaccineを文字ったワクチン製剤が多い。
日本脳炎ワクチンである。
日本脳炎はウイルスの感染による中枢神経の疾患であり、ヒトからヒトへとは感染はしないが、豚などの動物の体内でウイルスが増殖した後。その豚を刺したコガタアカイエカなどがヒトに刺すことによって感染する。
感染しても症状が現れずに経過する事もあるが、100-1000人に一人の割合で発病すると言われている。数日間の高熱、頭痛、吐き気などでが現れ、引き続き急に光への過敏症、意識障害、痙攣などの中枢障害を引き起こす。
大多数の方は無症状に終わるが、脳炎を発症した場合は20-40%が死亡すると言われている。
<参考文献>
1)厚生労働省「日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A」(平成22年10月改訂版)
コガタアカエイカはよく見るか蚊の一種だ。もう一つよく見る蚊はヒトスジシマカであり、あの黒い体に縞々の模様の嫌な奴である。
つぶした状態なら皆さんもよく見かけた事があると思う(笑)。
つまり、縞々じゃない方が日本脳炎ウイルスを持っている可能性があるという事だ。
以下に写真を示す。
昔、祖母から「縞々の方に刺されたんなら大丈夫や!」といわれたのはこの事だったのかもしれない。
日本脳炎はこのように確率こそ低いが発症したらひどい病気であるので、以前は日本脳炎ワクチンは“積極的勧奨”であり、投与が必要な3歳くらいのお子さんがいる家庭には市区町村から連絡が来ていた。
しかし、当時汎用されていたマウスの脳由来の日本脳炎ワクチンで急性散在性脳脊髄症(ADEM)を発症した事例が70-200万回に1回程度の割合で出ていた。
この事から国は“積極的勧奨”をやめ、摂取に対しては「希望者のみ」としたのである。
それからマウス脳由来以外の方法でなんとか日本脳炎ワクチンができないものかと開発者は考えた。そしてついに日本脳炎ウイルスをVero細胞という細胞で増殖する事に成功し、それをホルマリンにて不活化(感染性を失くすこと)し製剤化したのである。
そして、平成22年1月に厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会の下に設置された日本脳炎に関する小委員会において、専門家に検討していただいた結果、細胞培養日本脳炎ワクチンについて安全性や供給実績等から積極的な勧奨を行う段階に至ったものと判断され、
平成22年4月1日付けで“積極的勧奨”の再開となった。
しかし、ADEMによって“積極的勧奨”を失ったマウス脳由来日本脳炎ワクチンであるが、今回の細胞由来の日本脳炎ワクチンもまだ予断は許さない。現時点ではまだ接種者が少ないため、今後も継続して調査をしていっている段階である。
現在マウス脳由来の日本脳炎ワクチンは市販されていない。
現在の細胞由来の日本脳炎ワクチンはこのエンセバックと、ジェービックVである。
ジェービックVはJapanese Encephalitis BIK(微研) Vaccineの略らしい。
VaccineなどはVに集約されている。
エンセバックのDI情報について述べよう。
明らかな発熱を示している方は摂取不適当で、あとはこのワクチンでアナフィラキシーが出た方も適当ではない。(当然と言えば当然)
用法は初回免疫では0.5mL/回を1~4週間の間隔を空けてもう一回打つ
初回免疫を受けて1年経過した方に0.5mL/回を打つ。
副反応としては発熱や咳、鼻漏などアレルギー的副反応がほとんどだ。
注射後3日後までにみられる。
さきほども述べたようにADEMの発症は相変わらず注意である。
ADEMはワクチン接種後通常数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害等の症状が出る。ステロイド治療などで多くの患者さんは後遺症を残すことなく軽快するため、ワクチン接種後に上記のような症状が合わられたら直ぐに受診をしていただきたい。
これがヒトスジシマカ(一筋縞蚊)で

これがコガタアカイエカ(小型赤家蚊)である。

~~バックという名前は輸液の類かVaccineを文字ったワクチン製剤が多い。
日本脳炎ワクチンである。
日本脳炎はウイルスの感染による中枢神経の疾患であり、ヒトからヒトへとは感染はしないが、豚などの動物の体内でウイルスが増殖した後。その豚を刺したコガタアカイエカなどがヒトに刺すことによって感染する。
感染しても症状が現れずに経過する事もあるが、100-1000人に一人の割合で発病すると言われている。数日間の高熱、頭痛、吐き気などでが現れ、引き続き急に光への過敏症、意識障害、痙攣などの中枢障害を引き起こす。
大多数の方は無症状に終わるが、脳炎を発症した場合は20-40%が死亡すると言われている。
<参考文献>
1)厚生労働省「日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A」(平成22年10月改訂版)
コガタアカエイカはよく見るか蚊の一種だ。もう一つよく見る蚊はヒトスジシマカであり、あの黒い体に縞々の模様の嫌な奴である。
つぶした状態なら皆さんもよく見かけた事があると思う(笑)。
つまり、縞々じゃない方が日本脳炎ウイルスを持っている可能性があるという事だ。
以下に写真を示す。
昔、祖母から「縞々の方に刺されたんなら大丈夫や!」といわれたのはこの事だったのかもしれない。
日本脳炎はこのように確率こそ低いが発症したらひどい病気であるので、以前は日本脳炎ワクチンは“積極的勧奨”であり、投与が必要な3歳くらいのお子さんがいる家庭には市区町村から連絡が来ていた。
しかし、当時汎用されていたマウスの脳由来の日本脳炎ワクチンで急性散在性脳脊髄症(ADEM)を発症した事例が70-200万回に1回程度の割合で出ていた。
この事から国は“積極的勧奨”をやめ、摂取に対しては「希望者のみ」としたのである。
それからマウス脳由来以外の方法でなんとか日本脳炎ワクチンができないものかと開発者は考えた。そしてついに日本脳炎ウイルスをVero細胞という細胞で増殖する事に成功し、それをホルマリンにて不活化(感染性を失くすこと)し製剤化したのである。
そして、平成22年1月に厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会の下に設置された日本脳炎に関する小委員会において、専門家に検討していただいた結果、細胞培養日本脳炎ワクチンについて安全性や供給実績等から積極的な勧奨を行う段階に至ったものと判断され、
平成22年4月1日付けで“積極的勧奨”の再開となった。
しかし、ADEMによって“積極的勧奨”を失ったマウス脳由来日本脳炎ワクチンであるが、今回の細胞由来の日本脳炎ワクチンもまだ予断は許さない。現時点ではまだ接種者が少ないため、今後も継続して調査をしていっている段階である。
現在マウス脳由来の日本脳炎ワクチンは市販されていない。
現在の細胞由来の日本脳炎ワクチンはこのエンセバックと、ジェービックVである。
ジェービックVはJapanese Encephalitis BIK(微研) Vaccineの略らしい。
VaccineなどはVに集約されている。
エンセバックのDI情報について述べよう。
明らかな発熱を示している方は摂取不適当で、あとはこのワクチンでアナフィラキシーが出た方も適当ではない。(当然と言えば当然)
用法は初回免疫では0.5mL/回を1~4週間の間隔を空けてもう一回打つ
初回免疫を受けて1年経過した方に0.5mL/回を打つ。
副反応としては発熱や咳、鼻漏などアレルギー的副反応がほとんどだ。
注射後3日後までにみられる。
さきほども述べたようにADEMの発症は相変わらず注意である。
ADEMはワクチン接種後通常数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害等の症状が出る。ステロイド治療などで多くの患者さんは後遺症を残すことなく軽快するため、ワクチン接種後に上記のような症状が合わられたら直ぐに受診をしていただきたい。
これがヒトスジシマカ(一筋縞蚊)で

これがコガタアカイエカ(小型赤家蚊)である。
