シニア犬(歳を取ったな〜)になったと思ったら気をつけること | 僕らの快適ドッグライフ

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ワンちゃんが食事をするとき

フードボウルはどこに置いていますか?

 

床などに直接置いてしまっていたら、ちょっと見直してみましょう。

 

■  フードボールの高さに気をつける

 

フードボウルを床に置いて食事をすると、口よりも食道や胃の位置が上がってしまい、重力に逆らうことになるので、誤飲の原因にもなります。

 

特にシニア犬には負担が大きく頚椎などに疾患がある場合は、

首が痛み、食欲が落ちてしまうこともあります。

足腰にも負担がかかるので、フードボウルは台を置くなどして高さを調整してあげて下さい。

 

少し首が下に向くぐらいの角度が理想的です。

 

我が家のシニア犬は、イタリアングレーハウンドという犬種で

手足と首が長いのが特徴の小型犬です。

 

数年前までフードボウルを床置きで食事をしていました。

 

しかし、首のヘルニアが発覚してフードボウルを台の上に置くようにしました。やはり、随分と楽になったようで、ヘルニアも痛がる回数が減り、今では普段を変わらない生活が出来ています。

 

一時期は、少し動いただけでも飛び上がるほど痛みが走ったようで、見ていてとても可愛そうでした。

 

普段の生活の中で少しでもストレスを軽減していくことで

健康に若さを保つことができます。

 

「いつもと違う異変に気づく」のは、意外と難しいものです。

普段から愛犬とのコミュニケーションをとり、ちょっとしたことでも疑問に思うことが若さの秘訣かもしれませんね。

 

■   老化を防ぐ方法

 

年とともに足腰が弱ってきたり、内臓疾患になったりすることが

あたり前だと思っている方が意外と多いようです。

 

でも、これってちゃんと予防できるんです。

 

ワンちゃんの老化を防ぐ3つのポイント

 

1. 食欲不振、食べムラをなくす

  

時々はフードを見直すことも必要です。原材料が肉や魚メインのものに切り替え、商品によってはウェットタイプのものを混ぜたり、好物の食材をトッピングしたり、サプリメントで栄養補給することも必要ですね。

 

食べムラがある場合、ドッグフードがあっていない場合も多いので、内容をガラッと変えてみることも必要かもしれません。

また、気分転換に場所を変えて食事をさせると食べることもあります。試してみてください。

 

  「消化」   「吸収」   「代謝」

 

この3つが健康の三本柱です、これさえしっかり出来ていれば、シニアになっても元気に過ごせる体でいることができます。

歯周病や消化器官の低下で食欲が落ちているようであれば、早めに獣医師に相談しましょう。

 

2. 脂肪分は適度に控えることが大事!

 

単純に低脂肪のフードを与えるのではなく、年齢とともにエネルギー消費量が減少するため、脂質を抑えたフードがオススメです。数字でいうと12%以下がベストのようです。

 

とくにシニア用などに切り替えた場合、おやつなどで脂質の高いものを与えてしまうと切り替えた意味がなくなってしまいます。

 

ダイエット食を与えていている場合も同じなので、おやつも合わせて考えるようにしましょう。ジャーキーなどは特にカロリーも高いので注意が必要です。

 

良質なタンパク質を摂取することが重要なポイントなので、材料の良し悪しをきちんと確認しましょう。

 

3. サプリメントで栄養補給

 

関節の衰えや免疫力の低下など症状は様々ですが、ドッグフードだけでは補えない栄養素をプリメントで補給することも一つの手段です。薬ではないため即効性はありませんが、継続していくことで効果が現れ、数ヵ月後には見違える程若々しくなっていることも夢ではありません。

 

<老化防止にオススメ成分> 

 

 関節トラブル・・・グルコサミン、カルシウム

 肥満対策・・・L-カルニチン

 心臓トラブル・・・オメガ3、コエンザイムQ10

 視力の衰え・・・ルテイン、ベータカロチン

 肝機能トラブル・・・メチオニン

 悪性腫瘍・・・プロポリス

 泌尿器系トラブル・・・クランベリー、ブルーベルリー

 免疫力低下・・・DHA、ブロリコ

 

*この成分表は重要なポイントです!メモのご用意を。

 

■  まとめ

 

●  食事を取る時の姿勢に注意する

●  食べムラをなくし、内蔵から健康にする

●  脂肪分は控えめにする

●  サプリメントを上手に利用する

 

『消化』『吸収』『代謝』 がスムーズに行われるような食事を心掛けましょう!