和犬と洋犬、性格の違いはある? | 僕らの快適ドッグライフ

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和犬と洋犬の違いで接し方を変えた方が良いの?

でも、ワンちゃんに変わりはないですよね・・

 

しかし、

育った環境や生まれによって多少性質が変わるようです。

 

大くくりに『和犬』『洋犬』として説明しましたが、洋犬はかなり広範囲なので全く当てはまらない犬種もいるかと思います。

国内で人気のある洋犬をイメージしてもらえると良いかと思います。

 

では、ざっくりですが和犬と洋犬に分けて気質や性格についてお話ししていきますね。

 

今後のしつけや接し方の参考になればと思います。

 

■  和犬と洋犬の違い

 

和犬と言うと、柴犬や秋田犬などを想像する方が多いではないでしょうか?

 

昭和の時代の多くは『雑種』と言われる犬が多く、洋犬の輸入も今ほどではなかったため、野良犬の活躍もあり『雑種犬』が自然繁殖していたわけです。

 

和犬はご主人様に忠実で、落ち着きのある犬が多く、一度信頼関係が出来上がればどこまでもご主人様を守ってくれるような良き相棒になります。ただし、飼い主にボスとしての資質を求めるばかりに、矛盾したことは通じないこともしばしば。冗談が通じないのもこのタイプですね(笑)。人見知りな性格で、飼い主以外になつかないこともあることから、番犬向きの犬と言えます。

和犬を好む方はそこが可愛くて飼うのではないかと思います。

猟犬や闘犬などの犬種も多く、獲物に立ち向かって行く事を生きがいに感じているので、幼犬期のしつけがとても重要になってきます。知らない人が近づいたりすると、吠えたり噛んだりする犬もいるので、『可愛い~』などと気軽に近づかない方が無難です。

 

根が真面目なのが和犬なので(日本人に似ているw)、洋犬より認知症になりやすいとも言われています。

 

四季がある地域で育っているため、比較的洋犬に比べて寒暖差には強く我慢強いと言われています。

 

体の内部の特徴ですが、和犬(日本犬:柴犬、秋田犬など)は、比較的穀類を消化できるようで、洋犬より大腸が長いのが特徴です。歴史上から考えてみてもわかりますが、農耕民族が畑を耕しながら作物を育て、番犬として人間と共生してきたため、食べるものも穀物類が多かったのです。それにより内臓も長い年月を掛けて進化し、現在に至ります。ドッグフードを選ぶ際、穀物メインのものでも対応しやすい体とも言えます。

 

 

 

洋犬人なつっこい性格の犬種が多く、和犬と違い、超小型犬から超大型犬と種類も豊富で、性格も様々です。人懐っこい性格の子が多いため、誰にでもフレンドリーな感じで接することができ、犬同士でもうまくやっていける子が多いようです。洋犬の中でも人気のある犬種は、人の手で改良されしつけもしやすいように作り変えられている部分もあります。人への依存性も高く、優しい性格の子が多いようです。

 

 

 

犬種にもよりますが、和犬よりも洋犬の方がしつけ易いという意見もあります。人懐っこい分、そう感じるのかもしれませんね。

 

当然、それぞれの持って生まれた性格があるのですが、基本的にはあなたの育て方で変わってきます。

確かに、ドッグランなどに訪れても、一般的には社交的な子は洋犬が多い気がします。

 

犬種によって賢さは変わりますが、小型犬の中でもトイプードルの賢さは安定しているようです。これはあくまでも個人の見解ですが・・

 

 

体の内部の特徴ですが、洋犬(プードル、チワワ、ブルドックなど)は、腸が短いので、穀物を消化しにくいようです。

 

 

ドッグフードを食べても、未消化不良のまま吐いてしまったり、食べ残しが多い子は、フードが体に合っていない可能性もあります。

 

洋犬は、おもに狩猟や牧畜で得た動物を食べていて、良質なたんぱく質を常に摂取していた歴史があります。その犬が、突然 穀物中心の食事に変わってしまえば、栄養素も足りなくなり、免疫力も低下、病気になりやすい体になってしまいますよね。これも個々の対応力にもよりますが・・

 

■   和犬との接し方

 

他人に警戒心が強い和犬は、番犬向きです。と言うことは、可愛いからといって気軽に近づくと吠えられたり、噛まれたりしてしまいますので用心しましょう。番犬で屋外で飼育する場合は和犬が適切でしょう。外の環境にも順応性が高いのが和犬の特徴です。あなたに忠実に尽くし、守ってくれることでしょう。ただし、必要以上にベタベタしたスキンシップは得意ではありません。むしろ苦手です。

 

■    洋犬との接し方

 

人懐っこくて甘え上手なのが洋犬です。社交的でしつけもしやすいのですが、反面わがままになりがちで、十分に甘えられないとストレスとなり、吠えたりイタズラをしたりすることもあります。狩猟犬や牧羊犬をしていたため、人間と共存しルールに従うことに慣れているのでしつけも比較的しやすいのかもしれませんね。

 

■  まとめ

 

和犬と洋犬の違いは、

 

  • 洋犬の方がフレンドリーで人への依存性が高い
  • 和犬は飼い主に忠実で、警戒心が強い
  • しつけのし易さは洋犬の方が少し上
  • 番犬向きは断然和犬

 

 

和犬は、農業と兼業して狩猟をしていたため和犬は穀物食にも対応できるよう大腸が長くなってきたとも言われています。

 

洋犬は、ほぼ肉メインの食事で、動物性タンパク質が欠損すると、健康維持が困難になるようです。

 

基本は動物性たんぱく質を増やすために肉や魚を与えることが大切です。

 

オオカミ時代から人間と共生し猟犬として生活していた時代から

そして、現在の愛玩犬としてドッグフードを食べる時代へ。

 

肉食時代が長かった犬も、地域や環境によって食べるものも変わってきますね。