スタートから6.8kmは舗装道。

最初は平坦だけど、ほどなく急激な登り坂。500mぐらいを登る。

伊達に生駒山で鍛えてないもんね。

近くにいたおじいちゃんとキロ6分ペースやなあ、と話ながら、まだまだ気丈夫。


6.8km地点から山岳路に入る。

みんな歩き始めた。まあ、当然やわな。あと2、3kmの辛抱や、と思っていた。

というのも、この山岳路7.5kmほど続くのだけど、パンフレットのコース図では9.7km地点が

頂点で、後は下るように書かれていたから。

でも、どっこい。登ったり下ったりの果てしない繰り返しで、岩場もある。

おまけにこのころ雨が降り始めて、雷も!


これも後でわかったことだけど、この頃、係りの人の誘導ミスがあって、

トップ集団はコースを外れてしまったらしい。

タイムロス10~20分とか。

そういえば、途中、女性も含む凄く速い集団が後ろから追い抜いていった。

下り坂の難所で、どけどけ!って勢い。

すごいなあ、この人たちどこに隠れていたんだろう、雨の影響で遅刻してきはったのかなあ

などと思っていた。


その下りの難所、雨の影響もあって土はドロドロ、石はつるつる。とても走ろうとは思えない。

そしてロープ発見。これかあ。これがあのおばちゃんが言ってた命綱だなと理解する。

もう必死にしがみつく。おばちゃん毒づいてごめんなさい。

お先にどうぞを何度も繰り返し、それでも1回だけスッテンコロリン。


舗装道が見えた時のうれしかったこと!

ただ、この舗装道のくだりも急激。3km弱で約160mくだる。

意図せずペースがあがってしまって、あとで時計を見たらキロ4分ちょっとで走っていた。

当然足にきて、5kmあまりが倍以上に感じられた。

エイドで近くにいたランナーが、あと何キロ?!と怒ってスタッフに詰問していた。

気持ちわかる~。


ゴール。スタートしたグランドに入ると、音楽と拍手に迎えられ、マイクでゼッケンと名前を

読み上げられた。

「ゼンケンOO番OOさんが入ってこられました!奈良からの参加です。」

とても美しい女性の声だった。これは癖になりそう。


そしてゴール地点で複数のカメラマン。カメラを向けられて、思わず帽子をとって

両手あげるポーズをとった。余裕あるじゃん!

その写真、4日後の今日郵便で届いた。仕事が速い!


というのが、レースの一部始終。

距離的にはたいしたことないし、もっと過酷なレースも一杯あるのだと思う。

でも自分は、ある意味フルのゴールよりも感激できたかもしれない。


今度は天気のよい日に山頂の景色も堪能してみたいものだ。

それまでに、トレイルシューズ買わなきゃ。