実質初めてのマラニック。距離も初めて。

不安いっぱいで参加したが、我々初心者を考慮したペースで走ってもらい、

なんとか最後まで着いていくことができた。

コースは前半から中盤まで国道24号線をまっすぐ南下。当然信号が一杯。

走ったり、止まったりの繰り返し。これも練習のひとつとか。

それが僕にとってはとてもありがたいペースになった。

参加者は30名弱。この集団が歩道を2列に並んでゾロゾロ。

かなり壮観。いき行く人々、車の中の人々、みんな「何なんだ!」という表情だった。

こういうのも、ちょっと気分いい。

終盤のりんくうタウンの橋のあたりからが長い。

いろいろ迂回するし、登りがきついし、潮風受けるし、ああここにエントリーしなくてよかった、

思わず思ってしまった。

でも、泉州国際マラソンは沿道の声援がもの凄いらしい。おそらく関西で一番とか。

だから、毎年ここだけは走る、という人はかなり多いみたい。

では、来年あたり狙ってみるか。


ドジな僕は、今回2つのポカをやってしまった。

ひとつは時間。

集合時間に間に合う乗り継ぎは、事前にヤフーで調べてあって、少し余裕を持って家を出た。

これが裏目。

予定より1本早い電車に乗って油断して、乗り換えとかのんびりしてたら、いつの間にか

集合時間が近づいていた。乗った電車の車掌に聞くと、集合場所の南海「浜寺公園」駅に着くのは

午前9時22分だという。えええ!集合は9時15分なのに!

でも、スタートは9時30分と聞いていたから、ま、いいか。

一応電車の中で着替えて、ストレッチして、駅に着いたらすぐダッシュして、

駅のコインロッカーに荷物を預けて、みなさんに合流するつもりでいた。

そして、駅に到着。でも、・・・ロッカーがない!!!

参加した他のみなさんはコンパクトにリュックひとつに荷物をまとめていた。

この季節だから、どうせ帰りの着替えなんかを考えたら荷物ひとつじゃ無理だろうと思って、

よせばいいのに、着替え、替えのシューズ、防寒具、食料などエナメルバック一杯に

詰めていた。しかもロッカーがあるかどうか事前にチェックせずに。

僕の荷物をみて、リーダーの店長さん、口あんぐり。

「その荷物どうするの?」「・・・どうしましょう」

大ピンチ!

誰かが隣りの羽衣駅なら急行も止まるし、ロッカーもあるかもしれないと言った。

すかさず駅員に聞いてみると「少しだけやし、競争激しいよ」とつれない返事。

いろいろ考えた。

1)難波か堺あたりへ戻る、2)このままエナメルバックをかかえながら走る

3)今日はあきらめる。

でも、折角だから何とかあきらめずに走りたい。

再度駅員の所へ行って頼んでみた。

「こうこうシカジカの理由でこれからりんくうタウンまで走るんですが、

荷物の置き場がなくって大変困っています。どうか荷物を預かっていただけませんか。」

言い終わる前に断られた。

途方にくれていると駅前に古い和菓子屋さんの看板が見えて、唯一そこだけが開いていた。

思い切って飛び込んでみたら、これがとてもいいおばさん。

二つ返事で引き受けてもらって、何とか命びろいしたという次第。

あ~あ、バカだった。でも、よかった。

和菓子屋のおばさんが、にっこり笑って「いいですよ」って言ってくれた時は

ほんと鳥肌が立った。人の人情が身にしみた一日。

帰りにそこの和菓子を買って帰った。

元来、和菓子好きの僕ではあるけど、とっても美味しく戴いた。