断食については、現在では完全に食事を断つというよりも、十分な食事をひかえることと考えられていて、以下のように「大斎・小斎」があります。大斎と小斎を守る日は灰の水曜日と聖金曜日(復活祭直前の金曜日)、小斎を守る日は祭日を除く毎金曜日です。
- 大斎
1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未満の信者が守ります。 - 小斎
肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって代えることができ、満14歳以上の信者が守ります。
(大斎も小斎も、病気や妊娠などの理由がある人は免除されます)
(上記 カトリック中央協議会公式サイトより引用)
…だったのでした。
ただ、現在は毎週大斎・小斎を実践している信徒はあまりいないようです。
ただし、FBに投稿したところ、少しですが実践されている方がいました。
金曜日の献立を考えるのが大変との事です。
これは金曜日がイエス様が磔になったので、イエス様の死と復活の意味を考える、と言う事で定められたもののようです。
ちなみに私は…守ってません(^^;
すみませんm(__)m
ただし、最近は豚肉、牛肉はあまり食べないようにしています。
これは豚、牛は飼料が大量に必要になるからです。
鶏は豚や牛に比べると飼料の消費量は少ないので、最近はSDGの観点からも肉を食べるのなら出来るだけ鶏を食べるように、と推奨する向きもあります。
私もそのようにしています。
また、肉の代わりにタマゴ、大豆製品を摂る事もあります。
これも同じ理由です。
最近は豆腐を冬は湯豆腐、春から秋は冷奴で食べるようにしています。
シンプルですが、美味しいですよ(^-^)
ラジオ英会話に話を戻しますと、ピーコック教授の母国は英国。
その英国で興味深い研究結果が出されました。
「英イングランドとウェールズの司祭らが2011年、小斎の復活を呼び掛けたことがあり、今回ケンブリッジ大学の研究者らがこの影響を調べた。
具体的には、イングランドとウェールズで行われた食生活に関する公衆衛生調査の結果を分析した。
その結果、呼び掛けを受け食生活を変えたカトリック教徒は約4人に1人だったものの、排出量が毎年5万5000トン以上削減されたことが分かった。」(上記の記事から引用)
な、なるほど。
信仰生活を送れば二酸化炭素の削減につながるとは。
良いですねえ(^-^)
それにしても大西先生、どうやって調べたのでしょうか?
そして良く今回の会話を思いつきましたね。
さすが(^-^)
明日から5月ですね。
来月も皆様に神様のお恵みがありますように(^-^)