2023年8月6日 日曜日

 東京 新宿住友ビル▽広場で開催中の「鉄道模型コンテスト2023」に行きました。

 

 鉄道模型コンテスト2023 公式

 

 鉄道模型コンテストは全国の中学生・高校生たちが共同でレイアウトを制作し、その作品を発表する場です。

 日本を代表する鉄道模型メーカー、KATOが特別後援しています。

 KATOは日本のNゲージのパイオニアメーカーであり、Nゲージの日本での普及に力を入れてきました。

 この鉄道模型コンテストもその一環です。

 その企業努力にはただただ頭が下がるばかりです。

 

 この「鉄道模型コンテスト」はYOUTUBEにチャンネルを持っています。

 


 

 

 


 

 昨年の日テレNEWSの動画もあります。

 

 

 これだけ見ても力入っているのがお判りでしょう。

 

 実のところ私も数年前鉄道模型コンテストに行ってその作品の素晴らしさは知っていましたが、ブログで紹介するのは気が引けていたので書いていませんでした。

 今回行って見てその作品の素晴らしさと制作した高校生の皆さんの情熱に感動したので撮影した写真を中心にご紹介します。

 

 

 新宿 住友ビル三角広場

 会場です。

 

 

 

 

 

 どうですか?

 素晴らしい作品ぞろいですね。

 高校生でこのようなレイアウトを作る事が出来るのです。

 参加している高校生たちもとても熱心で自分から説明する人たちも沢山いました。

 皆さん熱心に説明していました。

 レイアウト制作で一番苦労した部分、あるいは日本のどこをモデルにして作ったか、などを語っていました。

 制作期間は多くが今年4月から始めて4カ月ぐらいだったようです。

 四か月かけてチームで一丸となって取り組むことでこのような素晴らしいレイアウトが制作できるのだなあ、と強く実感しました。

 大人にはちょっと無理です。

 若さの強みを見事に生かしていますね。

 彼らにはこれからも鉄道模型、そして鉄道模型以外でも頑張ってほしいと思います。

 彼らの未来はきっと明るい(^-^)

 

 

 名古屋駅。

 

 

 桜を取り入れたレイアウトも多いです。

 桜の木は市販もされていますが、市販品よりも色がリアルです。

 感想を高校生たちに伝えると皆さん率直に「ありがとうございます。」と感謝の言葉を述べてくれました。

 

 

 

 

 1970年代のアメ横付近をモデルにしているそうです。

 

 

 アメ横にはちゃんと電気も。

 

 

 地下鉄銀座線も通ってます!

 

 

 原宿駅。

 人も沢山置いてあります。

 

 なお、レイアウトの建物は高校生たちが紙で自作しものが多かったです。

 内装まで丁寧に作りこんであるものも沢山ありました。

 中にはモデルにした建物の内部をきちんと調査してモデル化した、と言う作品が当たり前のようにありました。

 

 中学生・高校生たちの能力と努力にはただただ脱帽します(^-^)

 

 

 この作品も高校生から説明を受けました。

 山を削ったり、道路鏡の支柱を作りながら平坦な道路にするための調整に苦労した事を語ってくれました。

 

 

 小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅。

 実際の箱根湯本駅よりデフォルメしてあります。

 そのためにまず写真をデジタル加工でデフォルメするところから始めたそうです。

 今はデジタル技術が発達したので実物の風景をモデル化するのは昔よりやりやすいかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 出展高校のプレゼンテーション。

 

 

 ここはKATOの制作したレイアウト。

 

 

 同じくKATOレイアウト。

 

 

 同じくKATOレイアウト。

 

 

 

 これは人形が沢山置いてありました。

 

 

 

 小田急線下北沢駅。

 

 

 現在の下北沢駅は小田急線が地下化された後、跡地はなにもない状態です。

 声明してくれた高校生によりますと、何か置いておこうかと思っていたが、最終的には現在の何もない状態を再現した、との事でした。

 潔いですね(^-^)

 

 

 

 

 岩倉高校。

 岩倉高校は以前は国際鉄道模型コンベンションにも常連参加していました。

 

 

 

 

 

 

 この二枚は広島電鉄をモデルにしたとのこと。

 下の写真は宮島行きの観光船が出港する港をモデルにしたそうです。

 

 

 宮崎駿さんの映画「ハウルの動く城」の世界をそのままレイアウトにしたそうです。

 す、すごい。

 一か月間の制作期間との音。

 

 

 

 

 この四枚は全部映画のワンシーンからをそのまま再現したそうです。

 ただただ脱帽。

 素晴らしい創造力です(^-^)

 

 

 

 

 

 

 これは長野県ではホタルの里として有名な辰野をイメージしているそうです。

 

 

 秘境駅で有名な箱根登山鉄道塔ノ沢駅。

 説明した高校生もむしろ本物の塔ノ沢駅の方を詳しく解説してくれたくらいでした。

 

 

 ちゃんと神社まで再現。

 

 

 せっかくなので説明してくれた高校生に敬意を示して実際の塔ノ沢駅がどのようなものか、私のブログから紹介させていただきます。

 

2020年 箱根旅行記その3 「秘境駅」塔ノ沢駅

 

 ついでに写真も一枚掲載しておきます。

 

 

 なお、彼によるとこの塔ノ沢駅は隣の箱根湯本駅から徒歩で15分しかかからないので日帰り旅行地としても人気あるそうです。

 と言う事で一度実際に「秘境駅」塔ノ沢駅に行って見てくださいね(^-^)

 

 

 

 

 

 

 旧碓氷峠を走る信越本線。

 

 

 ミニジオラマ。

 

 

 

 

 

 

 東急長津田車両区。

 車庫の中を再現。

 窓ガラスが誇りで汚れた感じを出すためにエアブラシで汚したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 これも小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅。

 

 

 

 鎌倉の鶴岡八幡宮。

 「おいおい、列車はこんなところ通ってないぞ!」と言う野暮なことは言わないでくださいね(^-^)

 レイアウトはこういう楽しみもあるのですよ(^-^)

 

 

 

 

 これはKATOの新製品紹介コーナー。

 KATOの製品紹介は出来るだけ目立たない端っこで行われていて、その姿勢に好感が持てました。

 

 

 プレゼンテーションです。

 

 結局一時間以上も粘って中学生・高校生たちの力作を見ることになりました。

 若い事は素敵ですね(^-^)

 彼らの作品、そして苦労譚は私のレイアウト制作にもとても参考になりそうなものばかりでした(^-^)

 

 鉄道尾計コンテストに参加した中学生・高校生の皆さん、今日はどうもありがとうございました。

 来年もまた行きたいです(^-^)

 (来年は同じ場所で8月2~4日開催であることが閉会式で発表されています。

 

 しかし、レイアウト制作にはまだ…手を付けてない。

 いや、何とかレイアウトボードは三枚確保しましたが(^^;

 そろそろライケンとかフォーリッジなど材料をそろえていこうかな。

 

 と言う事で鉄道模型コンテストに集結した中学生・高校生たちの作品、いかがでしたでしょうか。

 来年も開催されると思いますので、ぜひ会場に行って実物を見てくださいね(^-^)

 鉄道模型を趣味とする中学生・高校生には温かい目をかけていだだけると幸いです。

 

 なお、鉄道模型コンテストチャンネルのライブ配信で閉会式の様子を見ました。

 そこでは参加した高校生たちに作品を文化祭・学園祭で展示してほしい、そして地域の皆さんに出来るだけ実際に制作したレイアウトを見てもらうようにしてほしい、との呼びかけがされていました。

 このブログを見た方の中で、実物のレイアウトを見てみたい、と言う事であればお近くの高校で参加した高校がもしかしたらあるかもしれません。

 その場合はぜひその高校の文化祭・学園祭に行って見てください。

 素晴らしいレイアウトの実物を見ることが出来るかもしれません(^-^)

 

 皆さんが鉄道模型コンテストに参加した高校生たちの素敵な作品に実際に出会えますようにお祈りします。