2023年6月11日 日曜日
 雨天でしたが、相模原市内で行われた相模原鉄道模型クラブの運転会に行ってきました。
 
 
 今回の参加者は20人ぐらいだったと思います。
 雨天にもかかわらず、多くの仲間が参加しました。
 午前10時半から参加し、後片付け、反省会が終わった午後4時半までの参加。
 今回も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 クラブ主催者のTさん、そして相模原鉄道模型クラブの鉄道模型仲間の皆さん、今回もありがとうございました。
 
 いつものようにスマホで撮影した動画、そして写真を掲載して振り返る事にします。
 
 今回の運転会の目玉は日本国内最大のNゲージメーカーKATOが出した海外向けモデル、アメリカのユニオン・パシフィック鉄道が誇る蒸気機関車「ビッグ・ボーイ」です。
 どのくらい凄いのか。
 それはKATOがわざわざ制作したこのサイトをご覧ください。
 
 
 実を言うとこれは先ほど見つけたばかりです。
 すごい力の入れよう(^^;
 ただただ、恐れ入るばかりです。
 
 このビッグ・ボーイを購入した仲間がクラブのFBグループで写真をシェアしておりましたが、今回はその仲間の三人がそれぞれ持参したビッグ・ボーイを組み合わせてビッグ・ボーイ三重連と言うありえない組み合わせで運転を見せてくれました。
 幸い三人の一人である運転会の常連、Mさん自身による動画がYOUTUBEにアップされました。
 ご覧ください。
 新幹線の爆走後、1分30秒のところからビッグ・ボーイ三重連の雄姿が見られます。
 
 

 

 

 
 それからビッグ・ボーイの牽引する客車の中に二階建ての車両が見えます。
 この車両は後に日本で近畿日本鉄道の初代ビスタカーの二階建て車両の制作で参考にされたと言われています。
 
 この動画を制作されたMさんは本当に素晴らしい鉄道模型車両のコレクションをお持ちです。
 そして以前もご紹介しましたが、蒸気機関車を保管・整備する扇形庫を組み込んだレイアウトを制作し、クラブの運転会に持参しておられます。
 今回は持参されませんでしたが、代わりにこのビッグ・ボーイを持ってこられたのです。
 尊敬に値する方です。
 
 他にもMさんに負けないくらいのコレクションをお持ちの猛者の鉄道模型コレクターが当クラブにいらっしゃいます。
 私も相当持っているつもりですが、とても及びません。
 皆さんの情熱には心から敬服いたします。
 
 今回走らせた車両を紹介します。
 ただ、今回はせっかく持ってきた車両の状態とレールの状態が上手く合わず、運転を諦めた車両がありました。
 また、動画を撮影しなかったものもあります。
 

 

 

 
 これは先ほどの動画にもあったビッグ・ボーイ。
 こちらは私のスマホで撮影しています。
 

 

 

 KATOEF64形1000番台とホキ2200形。

 ホキ2200形は最近再生産されましたが、あっという間に店頭から消えた、と言う罪なモデル。

 25年ぐらい前には店頭に当たり前に置いていたはずなのですが、品切れ状態が続き、最近ようやく再生産されたものです。

 小麦などを輸送し、その塗色と形態から鉄道ファンにも人気があります。

 

 

 KATOEF15形電気機関車と河合商会セメント専用車 タキ12200とホキ5700。

 EF15形電気機関車は第二次世界大戦直後に製造された貨物用電気機関車で私が子どもの頃は首都圏の貨物列車を牽引している姿をよく見かけました。

 河合商会のセメント専用車は20年ぐらい前に購入したもの

 この河合商会と言うメーカーは10年ぐらい前に倒産してしまいました。

 かつてTOMIXが生産していた貨車の模型の金型を譲ってもらって業界に参入したというユニークなメーカーでその後独自に貨車を模型化し、独特の風合いで人気があったメーカーです。

 倒産した時は多くのファンが悲しみました。

 今は恐らく河合商会のモデルは中古で高い値段がついていそうです。


 

 Mさんの動画にもありましたが、踏切がちゃんと点滅しているのがミソです。

 ちゃんと列車が近づくと作動をはじめ、遠さがると静かになります。

 

 私が車両を走らせたレイアウトはDCCと呼ばれるデジタル方式により運転が出来るレイアウトでタブレットを見てデジタルで二つの列車を同時に走らせることが出来るものです。

 欧米では現在はDCCは当たり前になっていますが、国内ではKATOが必死に普及に努めているのに、普及は遅れています。

 ここでも日本はデジタル後進国になってしまっています。

 KATOは輸出にも積極的で、欧米でも認知度が高いメーカーなのですが。

 もっとも私もまだDCCは導入していないので人の事は言えません。

 

 動画は撮影できませんでしたが、写真は撮影できた車両。

 

 

 C11形蒸気機関車と国鉄オハ31系。

 C11は戦前製のタンク式蒸気機関車。

 大井川鉄道で動態保存されていることで有名です。

 オハ31系は国鉄初の鋼製客車。

 17メートルと車両の長さが少し短いのが特徴です。

 このオハ31系は日本最初のNゲージの車両として有名です。

 現在も改良を加えながら再生産を繰り返しています。

 

 

 ぶれてしまいました(^^;

 秋田新幹線E3系 こまち。

 開業当時導入された車両です。

 現在のE6よりもこちらの方が好みです。

 私もそろそろ新幹線増やそうかな。

 

 この後は仲間たちの作ったレイアウトを写真でご紹介します。

 

 

 今回の運転会のテーマは「新幹線」

 当クラブでは運転会ごとにテーマを決めています。

 そのテーマに沿って参加者が車両を持ち寄り、レイアウトに作られたヤードに車両を並べてこのようにディスプレイをしています。

 壮観ですね(^-^)

 

 

 

 

 

 この二枚の写真のレイアウトはDCCを用いています。

 そして分解・解体後、折りたたんで小さくまとめる事が出来るレイアウトになっており、仲間たちがとても感心していました。

 運転会の際にはレイアウトの制作のコツや苦労した点を語り合うのが当たり前の光景になっています。

 もちろん車両の情報交換も活発に行われています。

 私も仲間たちと語り合うのが楽しみで参加しています(^-^)

 年齢も住んでいる場所も様々ですが、鉄道模型に情熱を持っている素敵な仲間たちです。

 これからも参加していきたいです(^-^)

 

 午後4時半終了。

 皆さんお疲れさまでした。

 

 このブログの皆さんも機会がありましたら、模型店、あるいはレンタルレイアウト店に足を運んでみてください。

 鉄道模型の世界に触れることが出来ます。