2020年6月27日 土曜日
東京都町田市にある町田市立国際版画美術館に行きました。
この日は私の住んでいる市のとなりにある町田市に用があり、用が済んだ後、少し歩けば町田市立国際版画美術館に行けることに気付きました。町田市立国際版画美術館で気になっている企画展を開催しているのを幸い早速美術館のある芹ヶ谷公園へ。
しばらく歩いて
また少し歩いて
町田市立国際版画美術館に到着。
実際はここに来るまでに芹ヶ谷公園の写真をもう少し撮影していますが、当ブログの読者の皆様には美術館の事が気になると思いますので取りあえず割愛します。
この美術館も現在コロナ後の状況を踏まえて入場制限などの感染防止策が取られています。一つの部屋に付き50人以下、などの人数制限がありますのでスタッフの指示には従っていただくようにお願いします。
今回の企画展 インプリントまちだ展2020 すむひと⇔くるひと ―「アーティスト」がみた町田― は一部の作家の作品が撮影可能になっています。
展覧会の構成です。
1 水と気が作る土地
2 雨と農の記憶
3 住む町に育てる文化
4 インドネシアからのまれびと アグン・プラボウォ
この日は土曜日の午後でしたが、かなり空いていました。
今回の企画展は過去この美術館で開催された「インプリントまちだ展」の招へい作家4人の作品が撮影可能です。
4人の名前を挙げておきます。
田中彰 (インプリントまちだ展 2019)
荒木玲奈 (2018)
ながさわたかひろ (2017)
アグン・プラボウォ (2020)
今回の展覧会はこの4人の作家の作品の写真を撮影したので写真を掲載します。
最初に田中彰さんの作品です。
この作品はブックカバーです。
次は荒木玲奈さんの作品です。
かつて町田市は養蚕が盛んでした。荒木さんの作品は蚕の繭がモチーフになっています。
次にながさわかずひろさんの作品です。
町田市はプロサッカークラブ FC町田ゼルビアがあります。
どこかで見かけたような?と思ったら実は町田市にある仲見世通りという商店街で働いている人たちがモデルとのことでした。仲見世通りは21世紀でもあるのが信じられないくらいレトロな商店街で、地元では有名です。町田市をモデルにしたと言われる三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」にもそれらしき商店街が出てきます。
最後はアグン・プラボウォさんの作品。プラボウォさんはインドネシア人です。4人の招へい作家の作品ではこのプラボウォさんの作品が一番良かったです。
町田市立国際版画美術館は良い企画展が多いです。今回も良い作品揃いでした。この美術館の企画展に今後も期待したいです。
企画展の他にミニ企画展「棟方志功『二菩薩釈迦十大弟子』と仏教版画」展を開催しています。こちらは撮影不可のため詳しくは書きませんが、奈良時代の貴重な仏教版画を見ることが出来ます。見たときはこんな貴重な版画を見てもいいのか?とビビりました。
美術館を見た後は芹ヶ谷公園を散策しました。
町田市立国際版画美術館は密かなファンが多いのですが、芹が谷公園というまさに谷の中にある公園の中にあるために坂道がきつく、町田市外から来る人にはあまりいい評価が得られていません。私も坂道の上り下りは正直勘弁してほしいです。
とは言え、美術館のある芹ヶ谷公園は緑豊かな公園であり、町田市民の皆さんが家族連れでピクニックを楽しむ憩いの場になっています。美術館に行ったついでにこの芹ヶ谷公園を散策するのはとても気持ちが良いものです。
せっかくなのでここから芹ヶ谷公園で撮影した写真を掲載します。
美術館に行く時に撮影した写真です。
そしてここからは美術館に行った後で撮影した写真です。
芹ヶ谷公園の良さがおわかりいただければ幸いです。
坂道を登って帰路に就きました。