かねてより依頼のあった国産ワインの古酒をテイスティングしました。
左から
マルスワイン ビルゴ
マルスワイン甲州1982
マルスワイン甲州1981
原茂ワイン
シャトーマルス1975
ビルゴと原茂ワインは年代も葡萄品種も不明です。ビルゴは共通する味わいから甲州ではないかと予想します。
ビルゴは温度管理されていない普通の倉庫で保管してありましたが、生き生きとした果実の風味がしっかり残っていました。
マルス甲州1982と1981は土蔵に保管されていたそうですが、写真を見てわかるように82年がオレンジ色で81年が琥珀色と予想と逆の色でした。
香りはどちらも紹興酒のような老香がありますが、柑橘系の香りと混ざって嫌味がありません。
味わいは完熟した蜜柑と味覚糖の黄金糖という飴を連想させます。
原茂ワインは瓶底と口元に黒い澱があったので元は赤ワインではないかと疑いましたが、飲んでみて白ワインと判明しました。
少し水で薄めたように味が抜けていましたので、ワインとして限界を越えていたようです。
シャトーマルス1975も甲州ではないかと思いますが、白ワインで46年の歳月を経ても充分に味わえる甲州の潜在能力に驚くばかりです。

