数日を経てしまったが、先週末は恵比寿ガーデンホールで行われたCorinne Bailey Rae(コリーヌ・ベイリー・レイ)の初来日公演へ。
恵比寿ガーデンホールに行くのは相当久しぶり。

んッ!?
でも考えてみると、今まで、記者発表やら新製品発表会のイベント仕事では何度も来ているのだが、プライベートで客として赴いたのは初めてだ。

今回、コリーヌは、2007年グラミー賞主要4部門中「BEST NEW ARTIST」「RECORD OF THE YEAR」「SONG OF THE YEAR」の3部門にノミネートという嬉しいお土産を引っさげての初来日公演となた。グラミー賞は2月11日(日本時間12日)に発表となる。

彼女の日本デビュー前から待ちに待って、来日決まってチケット予約してから、本番までがそれはもう長かったこと・・・・。
休日でもあったので待ちに待った一夜に万全の体制で臨む予定だったのだが、日頃の行いが相当悪いのか、不幸にもこの日の仕事となってしまった。
気もそぞろに何とか区切りを付けて会場に到着。消して早いとはいえない600番台の整理券をもって入場し、コリーヌの出番を待つ。

定刻を少々過ぎたところで、バンドが板付き、続いて本人登場。

(Corinne Bailey Raeだ!細い!)

少々上目遣いにペコリとお辞儀して小さく手を振り、
「コンバンワ!」と挨拶するコリーヌ。

(可愛い!)

そして、1曲目の
“Call Me When You Get This”がスタートし、彼女のオーガニックなあの歌声が場内に響く。

感激!やっと会えた、やっと聴けた彼女の生の歌声。

続いて、
  “Trouble Sleeping”
その後のセットは、
  “Breathless”
  “Enchantment”
  “Till It Happens To You”

新曲の
  “I Won't Let You Lie To Yourself”
レッドツェッペリンのカバー曲
  “???”(詳しくないので失念!)
そして、大好きな
  “Like A Star”
グラミー・ノミネート曲の
  “Put Your Records On”
  “Butterfly”

ラストソングと紹介して・・・・
  “I'd Like To”
一旦、はけた後、再度登場してのアンコールは、
  “Season's Change”

事前段階では、歌唱力というより曲と空気を愉しむコンサートかなと思っていたが、始ってみると、声量もCDの時のイメージよりかなり高くて、バリエーションの豊かさも楽しめる素晴らしいライブだった。
特に、“I'd Like To”はソウルフルで迫力も感じられ凄く良かった。

それから印象的だったのが、ライブの途中で喉を潤す水分補給をする時。よくあるケースだとドラム脇とかにエビアンがおいてあったりするのだが、コリーヌの場合はマイ・カップ(!?)らしき白いマグカップを足元において時々屈んで飲んでいたのが可愛らしかった^^

コリーヌ・ベイリー・レイの歌声に触れた素敵な時間は、彼女のイメージと同様にそよ風のように一瞬で過ぎてしまった。

ballyが若き日のアナログレコードをデータ化して再生するお遊び企画『Back To Boy's Life Music Review』。

第4弾は、1984年のUK POPSのアルバム『The Riddle(ザ・リドル)』by Nik Kershaw(ニック・カーショウ)。


'80年代前半、大学生だったballyは今のようなFunk親父より更に軟派なミーハー洋楽小僧化の傾向にあったようだ(笑

このニック・カーショウは、当時、“Everytime You Go Away”のポール・ヤング、“New Song”のハワード・ジョーンズ、“Missing You”のジョン・ウェイト等と共にUK出身の半ばアイドル的なポジションのポップス・アーティストとして認知されていたと記憶している。

皆夫々にヒットを飛ばしていたが、私にとってはこのニック・カーショウの“The Riddle”の東洋的とも捉えられる神秘的なメロが最もインパクトが強かった。

実際は、この前作もそこそこにヒットし、このアルバムからも“Wide Boy”という曲がチャート・インしているはずなのだが、インパクトが強かった分、一発屋的な印象もある。


ただ、一発屋という意味では、上記に挙げたアーティストの中で、ハワード・ジョーンズ以外の人は他の曲が思い浮かばない(苦笑



The Riddle / Nik Kershaw


 














    01) Don Quixote

    02) Know How

    03) You Might

    04) Wild Horses

    05) Easy

    06) The Riddle

    07) City of Angels

    08) Roses

    09) Wide Boy

    10) Save The Whale



当時は、とにかく“The Riddle”にとりつかれたところからこのアルバムを購入したということもあって、シングルヒットの“The Riddle”と“Wide Boy”のリピート厚めで聴いていたような気がするのだが、今あらためて聴き直すと01)の“Don Quixote”や03)“You Might ”、05)“Easy”なんかもかなりイイ感じにキテる感じがする。 当時のアーティストの中ではクリエイティブ・チャレンジに熱心だった方といえるのではないだろうか。 それにしても、何やってても色んなことしながら、不自然だろうと奇妙だろうと取り敢えず口パクはしっかりやってるPVってこの頃のお約束だったなぁ・・・・、な~んて検めて確認!!

ふらりと映画『ラッキーナンバー7(Lucky Number Slevin)』を観た。

事前に何も調べることもなく、何となく『マリー・アントワネット』かなぁ・・・・なんて思いながらシネコンに赴いたのだが、豪華キャストのこの映画のPOPを見て、しれっとこちらに決定。

製作年 : 2006年

製作国 : アメリカ

上映時間 : 111分

配給 : アートポート

監督 : ポール・マクギガン

脚本 : ジェイソン・スマイロヴィック

音楽 : J・ラルフ

出演 : ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ

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監督のポール・マクギガン氏は聞いたことがなかったのだが、主演は『ブラックダリア』以降人気急上昇のジョシュ・ハートネットとブルース・ウィルスの競演。

脇役陣に、モーガン・フリーマン、ルーシー・リュー、『プラダを着た悪魔』でイイ味出してたスタンリー・トゥッチ等々。


単に私がTVを見ていなかっただけなのか、実際あまり派手に宣伝していなかったのか・・・・?、何れにしても、かなり強力なキャストにも拘わらず、事前にほとんど宣伝を観た覚えが無い。


劇場の席について上映がスタートすると、いきなり音楽が超クール!・・・・というか、タランティーノ・チック。

私が好きなパターンだ!

====[シノプシス:goo映画より]========

空港のロビーで、青年の前に現れた謎の車椅子の男(ブルース・ウィリス)。男は、20年前の幸運のナンバーにまつわる残酷な物語を語り始める。

一方、NYのアパートではスレヴン(ジョシュ・ハートネット)とリンジー(ルーシー・リュー)が偶然の出会いを果たす。

不運続きのスレヴンは、友人を頼ってNYに来たのだという。ところが友人は姿を消し、スレヴンは敵対するギャング、“ボス(モーガン・フリーマン)”と“ラビ(ベン・キングズレー)”の争いに巻き込まれる。そしてその影には、あの空港の男-凄腕の暗殺者グッドキャットがいるのだった…。

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結論。クライシス・サスペンスだと心してみれば結構秀逸な作品と感じることができるのではないだろうか・・・・。


なんでこんなひっかかるような書き方をしているかというと、私の場合、前日の睡眠が不十分だったのと、ふらりと作品を決定したとういうこともあって、かなりリラックス・モードで鑑賞をスタートしてしまったから。

そのためか、導入のところの謎めいたブルース・ウィルスの登場は固唾を飲んで観ていたのだが、前半の中盤の運びの辺りで眠りはしないものの何となくボーっとしてしまった(汗

ふっと我に帰ってからは、緊張感とコメディ的演出が上手に交差して結構引き込まれた。・・・・が如何せん、繋がったような繋がらないような・・・・・「やってしもうた」な感じ。


後半に入り、緊迫感が更に盛り上がった頃には、完全に入り込み、とても楽しむことができた。


終盤に謎解きのリプレイ・シーンが盛り込まれていたことにも大分助けられた。どんでん返して、また返すような展開だったが、最初から集中して観ていたら筋書きももっと読めて楽しめたのかもしれないと感じる。


ルーシー・リューがとても可愛く撮られていた^^

スタンリー・トゥッチは今回は影薄かったなぁ・・・・な~んて感じもしないでもない。


それから、ジョシュ・ハートネット好きの女性(と一部の男性!?)には結構美味しい映画かも・・・・・。


なんたって、前半の殆どの時間彼は、


「バスタオル一丁ですから!!」(笑


先週末は、丸の内のコットンクラブに赴いた。

しかし、今回のライブはジャズでもソウルでもなく、なんと、あの懐かしきPOPSスターのシーナ・イーストン(Sheena Easton)!


彼女の大ファンだったという取引先の方の強~いお誘いを頂きお供させてもらった。


若い方は知らないかもしれないが、それ程のファンではなかった私でも、好きな曲や思い浮かぶ曲は沢山ある80年代の売れっ子アーティストだ。シャープでキュートなルックスと透き通るような美しい声がとても印象に残っている。

今回は1stのテーブル席だったので開演の50分程前に会場入りし、軽く食事もしながら開演を待った。

いつもは2ndで行くことが多かったので、コットンで食事までするのは初めてだったが、お味は・・・・・、「まぁ普通ですね。」

でも、こういう場所って空気と時間を楽しむって意味合いが強いと思う。そういう視点では開演を待ちながらゆったりと楽しむってのもアリかな・・・・、食事そのものの料金としては少々割高だけど。




そして、開演となりバンドメンバーによるオーバチェアに続いてシーナ・イーストン登場。

生で見るのは勿論初めて、テレビで見たのも、もう何年前になるだろう? 久々のシーナ・イーストンは大人の女性となり、同時に少々大きな人にもなっていた(@。@;


歌いだすと1曲目からサービス精神旺盛で、ステージにあがる前にまず客席を歩き、握手しながら歌ってくれた。(曲名失念)

ステージに上がったの2曲目は、TAKARA焼酎のCMにタイアップ出演した時の曲“Strut”。


あらためて、「Oh!シーナ・イーストンだ!」


その後は、順番の記憶は正確ではないが、88年にカイリー・ミノーグやポーラ・アブドゥル等のセクシー路線シンガーに負けじとDISCO路線で一線に返り咲いた時のヒット曲“Lover In Me”、 “Follow My Rainbow”、“Telephone”ケニー・ロジャースとデュオした“We've Got Tonight”、プリンスとデュオした“U Got The Look”、“9 To 5(Morning Train)”が次々と披露され、楽しませてもらった。この日サポート・ヴォーカルについていたフィリップ・イングラム氏もとても上手でデュオの曲のすごくいい感じだった。



途中のトークでシーナは、「今は日々の90%を子供達の為に費やしている。モダンガールもToo Oldになったわ!」みたいな話をにこやかにしていた。そんな話をしながらも、初日の1stであったこのステージでは返しモニタの具合が思い通りでなかったのか、時折マナージャーらしき青年が指示を受けてPAマンに張り付いてステージの彼女とサインを送りあっていたり・・・・、この一瞬はシーナ・イーストンのプロの厳しい目も垣間見た。


そして、ラストは「この曲無しで、このステージを去れない」とコメントに続いて映画007のテーマ曲も飾った“For Your Eyes Only” 。


曲を終えて拍手の中、花道をさって行くシーナ・・・・・・、「ちょっと待ってよ!まだ1曲、この曲無しで終われない曲があるよね」~と思っている側から「分かってますよ」と言わんばかりに“Modern Girl”のイントロがスタート。


拍手の中、再びシーナが登場し、上段のボックス席も回りながらモダンガールを歌ったのだが、あまりにスミの方まで廻っていたので、ピンスポットもフォローできてない(笑


モダンガールはステージ上で歌ってるのを確り聞きたかった気もするが、とにかく、今回のシーナ・イーストンはサービス精神満点で、私も3回も握手してもらって!大満足な楽しい時間を過ごすことができた。


流石に1月も20日を過ぎると“新春企画”とは言いづらくなってしまったが、実家に眠っていたballyが若き日のアナログレコードをリッピングして再生しようという『Back To Boy's Life Music Review』企画第3弾。


本日の御題はいつもとはガラッと毛色を変えてRock! しかも日本! しかもYAZAWA!よろしく! 昔ゃぁ、“永ちゃん”なんてたやすく呼ばせて頂いた時期もあったが、いまとなっては恐れ多い矢沢先生、こと矢沢永吉さん。

ご多分に漏れず中学時代はしっかり「E.YAZAWA」タオルを所有していた(笑 この『YAZAWA It's Just Rock'n Roll 』は、矢沢永吉さんがアメリカ進出を目論んで1981年に日米でリリースした全曲英語アルバム『YAZAWA』の第2弾となる。

ご存知の方も多いと思うが、米国デビュー第1弾となった『YAZAWA』は、ボビー・ラカインド、ジョン・マクフィーを中心にドゥービー・ブラザースのサポートで構成されたが、第2弾の『YAZAWA It's Just Rock'n Roll』では、更にTOTOのスティーブ・ルカサー等、更に強力なサポートが加わって仕上げられた。


YAZAWA It's Just Rock'n Roll / Eikichi Yazawa

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01). ROCKIN' MY HEART  

02). HARD TO TAKE  

03). TRYIN' TO FIND MY WAY HOME  

04). WHY DO YOU LIE  

05). CAN GO  

06). IT'S JUST ROCK'N ROLL  

07). CRYING FOR YOU  

08). TELL ME YOU LOVE ME  

09). WHY DID YOU EVER GO



このアルバムを購入したのは私が高校生だった頃になる。

流石に中学生時代にはじまった私の中での“永ちゃんブーム”はピークを過ぎてはいたが、当時の日本のミュージック・シーンでは全米デビューみたい話はそうそうはなかったので「頑張れ~」って気持ちで応援しながらアルバムを購入した。

第1弾に収録されていた“Love That was Lost”は、マクセルのCMにも使われ、私としてもとても好きな曲だったが、正直なところ歌詞は英語になっていても、ちょっと中途半端な印象を幼心(!?)にも感じたものだった。

でも、この第2弾『YAZAWA It's Just Rock'n Roll』を聴いたときは、「よし!今度は洋楽。」と思った。

骨太なアメリカン・ロック的な音は、何かドゥービーっぽかったり、TOTOっぽかったりはしたが、贔屓目と嬉しさ混みで当時は同級生達相手に絶賛したりもしたものだ。

01)はシングルカットされ、日本でヒットした曲。

残念ながら全米チャートでヒットというレベルには至らなかったが、矢沢永吉陣営は全米進出という動きと日本マーケットにおける矢沢サウンドの洗練、ポジション再構築という動きの両輪に取組んでいたのだと思う。


実は、このアルバムの数ヶ月前に発売された『P.M.9』を聴いた段階で私としては「凄ぇ!洋楽の音だ!」という印象派感じていた。 メンバー的にも『YAZAWA』のプロジェクトメンバーで構成され、この年にはこのメンバーでの日本公演も実施している。(後に『1982 P.M.9 LIVE』というアルバムで発売)


『P.M.9』に収録されていた“ROCK ME TONIGHT”は04)“WHY DO YOU LIE”に、“JEALOUSY”は05)“CAN GO”に、そしてコカコーラCMとのタイアップでヒットした“YES MY LOVE”は09)“ WHY DID YOU EVER GO”として英語版にリメイクされ、『YAZAWA It's Just Rock'n Roll 』収められている。

今思えば日本マーケットとのリンクもしっかり考えられていたと思う。そして、その後発売されたアルバム『I am a Model』でも音の路線はこの流れを引き継いでいたと感じられる。


このドゥービー&スティーブ・ルカサーとのコラボ活動以降、日本での活動事態における矢沢永吉のサウンドの戦略は「俺達の永ちゃん」路線から「世界のYAZAWA」路線にスイッチされ、一般的なイメージも徐々に拡張されていったのではないかと思う。


そういった意味では、日本マーケットにおいても矢沢永吉のアルバムの中では目だって大きな数字を示したアルバムではないと思うが、昨年はブルーノートでのライブを行うところまでそのイメージを拡張させたYAZAWAブランドにとってはターニング・ポイントとして大きな意味と価値をもつアルバムだったのではないだろうか。