明日、20年ぶりに新札が発行されるそうです。
日本人は紙幣が好きですね。
江戸時代には、各地で藩札が使われ、戦争中は外国で軍票が使われたそうです。

伊勢神宮周辺でも、古くから使われ、「山田羽書は日本最古の紙幣で、1610年頃、神都伊勢山田(現伊勢市)の町衆によって生み出され、明治時代まで約250年間に渡り、神都伊勢周辺で流通した紙幣です」だそうです。

http://www.isekawasaki.jp/hagaki/

外国では紙幣は、もともと、金(ゴールド)の預かり証だったそうです。
昔、豊田商事事件というのがありましたが、あれと同じです。

明治の初め、日本政府は2種類の「1円」を流通させました。
日本人向けには紙の1円、外国人向けには、金(ゴールド)の1円です。
外国人は紙では納得しなかったんでしょうね。

 


160年経過したら、13000倍くらいの差がついてしまいました。
新紙幣も製造原価はたぶん50円もしないでしょう。
しょせん紙ですので、数年使ったら、トイレットペーパーになります。

ドル紙幣や円紙幣を金庫に保管している人が多いそうです。
それって、金庫じゃなくて、紙庫です。
今日の日経新聞に、資産の5%は金(ゴールド)で持った方が良い、という記事が載ったそうです。

話は変わって。

「鶴瓶の家族に乾杯」という番組で、香川さぬき市のうどん店が紹介されていました。
創業65年で、ゲストは俳優の松山ケンイチさんです。
先日の競技会は香川でしたが、試合に負けたらいつもうどんを食べて帰ります。
おいしいですが、私はどちらかというと、博多の「こしのない」うどんが好きです。

この映画は、確か豊田商事事件をテーマにしています

 

コミック雑誌なんかいらない! メインテーマ / 大野克夫 - YouTube

 

追加

渋沢栄一さんが日本を近代化するために、最初にやったことは製紙工場を作ることだったみたいです。
紙で経済を発展させようと思ったんでしょう。

新紙幣の顔になるわけで、本人も大満足かも。