以前、住んでいた佐賀の山の中に男根をかたどった古いオブジェがありました。
子宝が欲しい男女がお参りしていました。
不妊カップルの聖地、というか性地って感じでした。

「ファロスの日本史」という本を読みました。
とても興味深かったです

古事記によると、日本は兄と妹の神が交わってできた国、ということになっています。
こういう国家は珍しいそうです。
神様を数えるときに「柱」を使いますが、これは男根のことらしいです。

日本は奈良時代から江戸時代の明正天皇まで約860年間、女性の天皇は出ませんでした。
その理由は孝謙天皇と巨根伝説を持つ、道鏡とのスキャンダルにあるそうです。
孝謙天皇は山の芋で張型を作り、それを使いすぎて、陰部が化膿して死んだ、ということになっています。
この歴史トラウマの真偽と古代からの性風俗について考察しています。

日本の神話が生まれた頃、男女は性の営みに罪の意識を抱くことはありませんでした。
(かなまら祭りやおんだ祭りなど、セッ○スを祝う祭りが今でも残っています。)
性に対して、厳しくなったのは、大陸から入ってきた、仏教が原因だそうです。
仏陀は、性を汚らわしく不浄なものだと教えたからです。

雑魚寝文化についても言及しています。
日本には、雑魚寝という乱○パーティがありました。
昭和の初めくらいまで地方では見られたそうです。
東京、府中の「くらやみ祭り」が有名で、司馬遼太郎の「燃えよ剣」という小説にも出てきます。

なぜ、日本では女性が穢れた存在とされ、男尊女卑の風潮が生まれたのか、それについても解説しています。
血盆教、という偽経が原因だそうです。
月経の血が嫌われたのです。

https://www.youtube.com/watch?v=jQ_Jr0FMNXU