「三菱重工業は7日、国産初のジェット旅客機スペースジェットの開発を完全に取りやめ、事業から撤退すると発表した。」そうです。

もう10年以上前、三菱重工の偉い人が、「飛行機の開発は、失敗すると、会社の屋台骨が揺らぎます。」と言っていました。
その通りになってしまいました。

この新規事業に1兆円投資したそうです。
国も500億円出しました。(つまり税金から。)

新型コロナが流行ったりして、運も悪かったんでしょう。
でも、突き詰めると、三菱重工が国産ジェット機の開発に失敗したのは、技術力がないから、らしいです。
高校時代、私のクラスで最も数学の成績の良かった男がこの会社に就職しました。
今は、そういう生徒は医学部に行くんじゃないですかね。
でも、医学ってそんなに優秀な頭脳を必要としないみたいです。
それよりもコミュニケーション能力が大切らしいです。(臨床ですけど。)

日本の技術力が落ちていると言われますが、その理由は頭の良い若者がみんな医学部を目指すからではないか、と思っています。
理由は、医師が恵まれて過ぎているから、です。
欧米ではエンジニアの社会的地位は、もっと高いです。
給与もすごいです。
日本はそれに比べると見劣りします。

日本はものづくりが得意って言いますが、航空機を作れないのなら、たいしたことないような気がします。

https://www.youtube.com/watch?v=6h78T8Zf7CA