先日読んだ、「タテ社会の人間関係」という本にこんなことが書いてありました。

 日本人には社交性が欠如している。縦社会には社交性を育てる場がない。
 社交性とはいろいろ異なる個々人に接した場合、如才なくふるまう。ということである。
 一体感を目標としている集団内部においては、社交性は必要ない。
 他流試合の楽しさとか厳しさもなく、一生を終えてしまう人が多い。
 あらゆる分野に田舎っぺ的傾向がある。

 日本人には知らない人はすべてよそ者で、よそ者は知的にも情的にも縁遠い人だと考える
 だが、インド人や中国人にはそうではない。
 インド人や中国人にとっては、実際に知らない人々の中に常に「見えないネットワーク」によって結ばれている人々がいる、という大前提がある。
 それは同一血縁の者か、同業者か、何らかの同一資格によって結ばれる人々である
 知らないからと言って、日本人のように、「よそ者」とは限らないのである。

趣味で社交ダンスをやっていますが、社交性が欠如した社交ダンスファンは多いです。
自分の知り合いとしか踊らないのです。
ま、本人が楽しければそれでいいのですが。

話は変わって。

映画「ドライブマイカー」がアカデミー賞を取ったそうです。
広島でのロケが多いです。
先日、参加したダンスパーティの会場もあります。
本当は韓国で撮影する予定でしたが、コロナ禍で日本になったそうです。
観に行こうかな、と思います。

https://www.youtube.com/watch?v=rpjzaZn4_V0