頻繁に大阪や岡山に行って、プロや学生と踊っている女性がいて、パーティで私と踊ると
「競技会に出るようになって、ずいぶん上手になったけれど、まだまだプロや学生に比べると力が足りない。」と言います。
まあ、当然です。
中高年になってから社交ダンスを始めて、本格的なダンススポーツが踊れるはずがありません。
最近、こちらのダンス教師の総会が開かれたそうです。
以前は60人くらい会員がいましたが、今は半分に減っているそうです。
で、その会を仕切っている、大御所が「社交ダンスを教室に習いに来る人がどんどん減っている。、どうしたら良いか考えてほしい。」と発言したらしいです
風営法の取り締まり対象から外れるために、ダンス教室は基本的にパーティダンスではなく、ダンススポーツを教えてきました。
楽しむためのダンスではなく、勝つためのダンスです。
でも、筋力も体幹もない普通の中高年男女が、2.3年習ったところで、競技会で勝てるような踊りを身につけられるはずがありません。
そもそも相手がいないと競技会には出られません。
普通の人は、「パーティで異性と楽しく踊れればそれで良い。」と思ってダンス教室の門をたたくんじゃないでしょうか。
都会のパーティでは、今はブルース(フォックストロット)を踊る人はほとんどいなくて、みんなスローフォックストロットを踊るそうです。
私は何とか音に合わせてスローを踊れるようになるまで、10年近くかかりました。
競技会でも、8割くらいのカップルが音を外しています。
4拍を3歩で踊るのですから、本当に難しいです。
こんな難易度の高いダンスを一般人に教えても挫折感だけが残ると思います。
競技会に出ていると、「ダンスは競うもの。」という考えが染みつきます。
でも、これって相当、変です。
たぶん、「社交ダンスは異性と踊って楽しむもの」に変えないと、社交ダンス人口はますます減っていくと思います。
風営法の対象からも外れたことだし、教え方も変えるべきです。
グレン・グールドというピアニストは、「演奏は競技ではない。恋愛です。」と言ってコンクールには出なかったそうです。
社交ダンスも同じだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=LQCDkaDaMjI