パーティダンサーだったので、踊る時はいつも相手の女性と話していました。
無言で踊る、ということはなかったです。
ダンススポーツではこれが良くないみたいです。
相手の目を見て話すので、どうしても下を向いてしまうのです。
(私より身長が低い女性が多いからです。)
そして、姿勢が前のめりになります。
これを何とか治さないと、「競技会では勝てない。」と言われました。
努力するしかないです。

話は変わって。

中村桂子さんの「小さき生きものたちの国で」という本を読みました。
自称、生命誌研究家です。
(本来は生物学の研究者です。)
講演を聴きに言ったこともあります。

効率ばかりを追い求め、お金に価値を置きすぎる現代の風潮に批判的です。
「生きていることを楽しんでいない人が多い。」そうです。
「自分が生きものである、という実感を持って生きる」ことが大切、らしいです。

同感です。
私は人生で一番大切なことは、「生きていることを実感すること」だと思っています。
生きているのか死んでいるのかわからないような人生は最低です。
そのためには、感覚器官を磨き、筋肉を動かすことです。

「効率の良い人生を望むのなら、生まれてすぐに死ぬのが一番おすすめです。」と講演会で言っていました。
効率を優先すると、人生を楽しめない、ってことでしょう