くだらないダジャレですみません。

以前、ここで書いた77歳から社交ダンスを始めた女性の再放送を8時からEテレでやるそうです。
金スマも9時からやるみたいですね。
今日はテレビ三昧です。

今日は「プレミアム・フライデー」でした。
私の勤務先は参加していませんが、時流に乗り遅れないために、早めに帰宅しました。
批判も多いですが、私は賛成です。

最近、「働き方改革」の一環として、長時間労働の是正が話題になっています。
日本は世界に冠たる長時間労働大国です。
生産性が著しく低くて、ドル建ての一人あたりGDPはスペインよりも低いそうです。
つまり、シェスタを楽しむスペイン人よりも、長時間汗水たらして働く日本人の方が貧しい、ということです。

日本人は、仕事がのろく、要領が悪い、というよりは、たぶん時間配分が変わっているんでしょう。
昔に比べて減ったとは言え、日本の企業は家族主義をとるところが多いです。
だから、経営者も従業員も労使協調で、お互いにそこそこ温情、というか愛情があります。
愛情を育むためには時間を投入する必要があります。
したがって、ある程度、従業員は職場に存在しなければなりません。
(非正規社員は家族だと認められていないので、早く帰宅しても文句は言われません。)

欧米では、仕事は食べるための手段だと割り切っている人が多いそうです。
生活のために「時間を売っている。」という意識が強いみたいです。
愛情は一緒に暮らす家族のためにとっておきます。
だから、時間も私生活のために使います。
したがって、職場ではできるだけ効率的に働いて、早く帰宅します。

1日は誰にとっても24時間しかないのだから、その時間を誰に配分するか、の違いだと思います。
もっと言えば、誰との間に愛情を育むみたいか、の選択問題です。
日本人は会社を愛し、欧米人は家族を愛する、ということでしょう。

日本で一番効率的に働いているのは、保育園に子供を預けているお母さんだと言われます。
子供が小さいと、会社への愛情は後回しになるのです。

今日は金曜日なので大いに飲んでいます。