ダンスパーティに参加しても、自分のパートナーとしか踊らない人が最近、増えているような気がします。
「社交が嫌いな社交ダンサー」です。
たぶん、その人たちの言い分は、「どこの馬の骨ともわからない異性と踊るのは勘弁してくれ。」だと思います。
一理ありますが、それならパーティに参加するのは、遠慮してほしいかな、と思います。

外国人たちが日本の不思議をいろいろ語っていました。
その中に、「どうして日本人はエレベーターの中で話さないのか?」というのがありました。
外国人の場合、エレベーターに、二人で乗り合わせた場合、初対面であっても、声をかけたり、話したりするそうです。

また、以前、読んだ本の中に、
「日本人は、新幹線の中で隣に座った人とどうして話そうとしないのか?」というのもありました。
新幹線の車内で、隣の人(初対面の人)と一言もしゃべろうとしない日本人はとても奇異に見えるらしいいです。

外国では、「そこに人がいるのに、無視するのは失礼」なんだそうです。

はっきり言って、日本人は「社交的でない。フレンドリーでない。」のです。
この理由は、長い間、狭いムラ社会で暮らしてきて、初対面の人と仲良くする、ということに慣れていないからだと思います。
初めて会う人に対して、とても用心深いです。
どういう人かわからないので、「信用できない。」と思っています。
だから、初対面の人と、いきなり言葉を交わすのは抵抗があるし、ましてや、一緒に踊るなんて、想像すらもできないのでしょう。

確かに、考えると恐ろしいです。
相手はストーカーで、話しかけたら、いつまでも付きまとわれるかもしれません。
ひょっとして、相手は凶悪犯人かもしれません。
一緒に踊ったら、いきなり刃物で刺される可能性もあります。

でも、社交の基本は、「とりあえず、相手を信用してみること」です。
相手を信用して、会話を楽しんだり、踊ったりしたら、交友関係が広がって、人生を今以上に楽しめる可能性があります。
(逆に悲惨な結果になるケースもあります。一種の賭けです。)

社交ダンスを楽しむ人は、せめて、この社交の基本は身につけた方がいいのではないか、と思います。