先日、テレビで、東京の「吉原」を紹介していました。
私も若い頃、会社の寮が近かったので、何度も行きました。
ボーナス日には、タクシーに相乗りして、みんなで押しかけました。

江戸時代、吉原は今のディズニーランドみたいな「非日常空間」だったのだそうです。
女性も花魁たちのファッションを見るために、たくさん訪れたそうです。

人類は定住するようになって、慢性的に「退屈」に悩まされるようになりました。
ですから、時々は「非日常空間」を体験しないと、脳が腐ってしまいます。

『Dr.パルナサスの鏡』という映画を見ましたが、その中で、「非日常の体験ができるなら、いくらでもお金を払う!」みたいな台詞があります。

http://www.youtube.com/watch?v=WgLJ29Uei4M

現代社会において、非日常空間って、どんなものがあるでしょうか。
映画やゲームなどのバーチャルな世界なら、身近ですが、なんか物足りないです。
ディズニーランドはちょっと子供向けかな、と思います。

舞踏会やダンスパーティがそれに該当するかもしれません。
好みの問題かもしれませんが、非日常空間には、異性がいた方がいいです。脳が活性化するからです。
本能的に異性に好かれたい、と思うのでしょう。
吉原と同じ理屈です。