今、日本で最も深刻な問題は少子化なのだそうです。

以前は高齢化の方が問題と言われていましたが、将来的には少子化の方が差し迫っているようです。

世界的には人口過剰なので、日本もこのまま人口が減っていくのが望ましいのでしょうが、あまりに急激な減少は社会を混乱させます。

今、テレビを見ていたらある若い大学教授が、「お見合い結婚が減っていることが少子化の原因だ。」と言っていました。

日本人には、恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が向いている、と「選択の科学」の著者シーナ・アイエンガー も言っていました。

意外ですが、フランスも昔はお見合い結婚が主流だったそうです。人の移動が激しくなり、世話好きな叔父さん、おばさんがいなくなって、廃れたのです。
その代わりに、パートナー探しに登場したのがダンスです。
当時のフランスの絵に、ダンスを踊る男女をうらやましそうに遠目で見る若者が描いてあります。

ダンスの良いところは一緒に踊るためには異性に触れないといけないところです。
異性に触れると異性への興味がわきます。
たぶん生殖本能を司る遺伝子のスイッチが入るのでしょう。(だから、思春期になると異性に触れられることを嫌がるようになるらしいです。)

お見合いが廃れてしまった日本でもダンスが流行ればいいなあ、と思います。
少子化対策になるんじゃないでしょうか。

4月から中学校でダンスが必修になるそうですが、ぜひカップルで踊るダンスを教えてほしいです。