日本は男女格差が大きくて、世界138カ国中で、男女の平等性は96位だとか言っていました。
もし、男女格差がなくなれば、GDPは16%伸びる、と、えらく美人の外人さんが言っていました。

私が新入社員当時、世話になった大学の先輩は、奥さんと同級生で、学生時代は奥さんの方が成績が良かったそうです。
そんなカップルが私の知るだけでも2.3組いました。

昔は女子大生の就職って今ほどなかったので、いくら成績が良くても、結婚して専業主婦になるしかなかったようです。

私が就職して二年後に男女雇用機会均等法ができましたが、この傾向はいまでもあまり変わっていないようです。
せっかく高学歴を身につけても、社会に参加できない女性が多いです。

その大きな理由は、男性の長時間労働と転勤の多さだと思います。

長時間労働は今さら言う必要もないですが、転勤は無視できないです。
妻の友人で、夫が転勤するたびに、新しい地で、就職先を見つけて働いていた女性がいましたが、この不景気の中、さすがに難しくなって、最後は離婚しました。

日本の大企業は一般に転勤が多いです。大企業は、「妻が働かなくてもいいように十分に給料は払っている。」という意識が強くて、何となく時代錯誤です。
したがって、大企業が集まる東京では、専業主婦が多いです。

夫婦で働けるのは、地方の中小企業の方が向いています。
反面、給料は安いですけどね。
善し悪しですが、社会に出て、働きたい女性にとってはこちらの方がいいのかもしれません。