昨日、テレビで日本人の幸福感に関して放送していました。
(最近、こういう番組が多いですね。)

Happy Planet Index、HPIという幸福度指数によると、日本は75位だそうです。
経済大国ではあっても、あんまり幸福な国だとはみなされていないんですね。
ちなみにHPIとは、143カ国地域対象、09年から新指標、
 ・生活満足度・寿命・環境負荷などから算出、だそうです。

今、「日本経済が何をやってもダメな本当の理由」という本を読んでいます。

著者の主張によると、日本経済が20年以上にわたって低迷しているのは、根本的に日本人の考え方が間違っているからだそうです。

一言で言えば、本来、お金は使うためにあるのに、日本人はお金を使おうとせず、貯め込むばかりだからです。
終戦直後、日本人は消費を抑えて、お金を経済成長するための原資にしました。未だにこの考えを引きずっていて、意味もなく貯金する人が多いのです。また、本来、日本人が豊かな生活をするためには、海外から物資を輸入する必要があります。
そのためには、輸出して外資を稼ぐ必要があるのですが、この目的を忘れて、国内の失業を減らすために、輸出しています。
だから日本は失業を輸出していると非難されます。

外国の人は、何か目的を定めて貯金する人が多いそうです。
一方、日本人は無目的に貯金する傾向があるらしいです。

その結果、日本の老人は年金の3割を貯蓄し、平均3500万円も残して死亡するそうです。
こんな国はほかにありません。

人生を楽しむ、という考え方が日本人に必要だと思います。