「餃子の王将」が中国に進出して、失敗したそうです。


中国では複数の料理をテーブルに広げて、家族や友人たちと一緒に食べます。(中華料理店の形式ですね。)
ところが、「餃子の王将」はそのような宴会スタイルではなく、日本独特の「個食」あるいは「孤食」(一人で食べる)を前提にしたメニューだからです。


さっき石垣島の家族の様子をテレビで放映していましたが、やっぱり大家族が集まってみんなで夕食を食べていました。


人類は太古の昔から、料理をみんなで食べてきました。
(人類の特徴です。ほかのサルはやりません。)
家族や集団の団欒って、人間にとってすごく大切な行為なのです。

最近は、父親の帰りが遅く、子供も塾で忙しくて、家族一緒に食事を食べることが少なくなっているそうです。
結果的に一人で夕食を食べざるを得なくなっています。

人類の歴史から見ると、かなり不自然な状況だと思われます。