澤口という脳科学者が、「退屈は脳にとって大敵だ。」とテレビで言っていました。
退屈すると脳細胞がどんどん死んでいくらしいです。

昔の人が50代、60代で死んだのは、食生活や医学の影響もありますが、退屈だった、ということもあるらしいです。
今のようにテレビやインターネットもないし、仕事を引退したら、暇を持て余し,退屈して、脳細胞が死んでいったそうです。
結果的にボケて寿命を縮めたということでしょう。

年をとって認知症にならないためには、退屈を紛らわす手段を考えないといけない、ということになります。
一番良いのは、いくつになっても働くことなのでしょう。
しかし、現実には定年があり、高齢者が働くことは若い人の仕事を奪うことになってしまいます。
そうなると、何か趣味を見つけて、退屈をしのぐしかないような気がします。

いろんな趣味がありますが、私は未知の人と出会えるような趣味が良いと思います。
何より退屈しないからです。
同じ人とつきあっていても、だいたい話題は限られて、だんだん飽きてきます。
それよりは、面識のない人と出会って、話を聞いた方が脳にとって刺激が大きいでしょう。