「人は死ねばゴミになる。」と言った検事総長がいました。
生前、どんなに周囲から尊敬されていた人でも死ねば、その人の体はゴミになります。
移植用に臓器があれば、別にして、何の役にも立たないからゴミなのです。

私としてはいつどこで野たれ死んでも、かまわないのですが、問題は自分の死体です。
誰かに処理を頼まないと、みんなの大迷惑になります。
太古の昔、周囲に自然が残っていた頃は、人は孤独死しても獣やら鳥やらがきれいに食べてくれたでしょう。
今、そんな死体掃除をしてくれる動物はいません。
(猫は人肉を食い、犬は人骨を食うらしいですが、野良猫も野良犬も減っています。)
ひたすら微生物が分解してくれるのを待つだけです。
悪臭を放つし、時間もかかります。

放流したサケが川に戻ってきて産卵し、その後、そこで死んで問題になっているというニュースがありました。
昔であれば、そのような魚の死体は、周囲に住む大型哺乳類や大型鳥類が食べていたのですが、
現代は、そんな生き物は川の周りにはいません。
ゾロアスター教では人の遺体を鳥に食べさせていたそうです。
なんとなく嫌な感じがしますが、環境という視点から見ると合理的です。

死体の処理ってこれから問題になるような気がします。