黒人演歌歌手のジェロさんは、紅白出場が決まりました。
彼は歌手ですから、当然、歌がとても上手ですが、それに劣らずダンスも上手です。
米国で高校一年生のダンスパーティで、気に入った女性に、「踊りませんか?」と誘ったら
「キミ?踊れるのお~?」と言われてカチンと来たそうです。
すぐに高校のダンスチームに入部し、そこでキャプテンにまで出世しています。
大学時代のガールフレンドともダンスがきっかけで親しくなったそうです。
米国のハイスクールでは、ダンスパーティが頻繁に開かれます。
卒業するときには、プロムという男女同伴の盛大なパーティもあります
これらのダンスパーティは、男女のカップリングを目的としていると思います。
信心深く男女交際に厳しい人の中には眉をひそめる人もいるようですが、
いまだに続いているのは、社会がそのようなカップリングのシステムを必要としているのでしょう。
周囲の人々も若い男女のカップリングに協力するようです。
日本の高校で、定期的にダンスパーティを催しているところはあるのでしょうか。
私は聞いたことがありません。
(私のクラスは、文化祭の催しでフォークダンス・パーティをやりました。)
わが国では、「中学高校時代は、異性交遊に身をやつす暇があるなら勉学に励め。」という空気が強いような気がします。
もう30年前の話ですが、「大学に入学したら、いくらでも異性と遊んでよいから、今は受験勉強に励め。」と学年主任の教師が言いました。
さすがに最近は男女交際に対する周囲の目も変わったと思うのですが。
欧米には日本のようなお見合い制度はありませんから、配偶者は基本的に自分で見つけなければなりません。
初めて接する異性が理想の相手だった、という幸運は確率的に小さいと思います。
若いときから、ある程度の試行錯誤は必要ではないでしょうか。
日本では、正社員になれない若い男性がなかなか結婚できない、という話を聞きます。
社会に出てから配偶者を探そうとすると、職業や年収などで判断されるので、
一度不利な条件で就職すると女性に選ばれにくいでしょう。
そういう意味で、学生のうちに相手をキープしておくことは、お互いにとって良いことです。
もちろん貧乏くじを引く可能性もありますが、そのときは二人でがんばれば良いのです。
わが国もほとんどのカップルが恋愛結婚します。
お見合い結婚は絶滅寸前です。
しかし、社会はまだそれに対応していないように思います。
恋愛は空から降ってくるものではありません。
白馬に乗った王子様や美貌の王女様が突然、目の前に現れる可能性は低いです。
若い頃から異性と接する訓練が必要でしょう。
社交ダンスをはじめとするカップルダンスはそのための有効な道具になると思います。