日本人の個人金融資産は1500兆円あると言われます。
膨大な額です。
そのうち現金と預貯金の比率が50%と大きく、株式や投資信託の比率は欧米諸国に比べると著しく低いです。
預貯金の利息はとても小さくて、銀行や郵便局にお金を預けてもちっとも得になりません。
どうして、日本人は企業の株式を購入しないのでしょうか。
理由ははっきりしていて、日本株に魅力がないからです。
預貯金と違って株式は投資ですから、リスクを伴います。
しかし、たとえリスクがあってもリターンがそれ以上に期待できれば、庶民は株式を購入するはずです。
日本株の場合、そのリターンが小さいのです。
わかりやすいのは、株式の配当です。
日本の場合、株式の配当性向はだいたい25%ですが、欧米の企業は35%から40%あります。
これだけ見ても、日本企業が株主を軽視していることがわかります。
こんな状態では、日本人は株式を購入する意欲がわきません。
したがってどんなに日本企業が好業績を出しても、どんどん株価は下がっていきます。
株式市場を活性化するためには、もっと株主を優遇する必要があると思います。