ウォーリーをさがせ! | 家の目の前にマックができ、テンションあがってる男が書くブログ

 

 ウォーリーをさがせ!展では絵本の原画が数多く展示されていた。ウォーリーを探しながら一枚一枚鑑賞をすすめていく作業は、かつてウォーリーを夢中になって探していた少年時代を思い出させた。ウォーリーシリーズは数多く発売され、作品を重ねるごとに、当たり前だが作者はウォーリーを探す難易度は上げられていたことに改めて気づかされる。赤と白のボーダーカットソー、ジーンズを履いたウォーリー。はじめは全身がきちんと描かれていたものの、次第に彼は赤白青が不必要に多様された風景にまぎれこみ、やがて顔だけしか描かれなくなる。そこには著者の難易度を上げたいという情熱が色濃く感じられた。挑戦的であり、こちらも探してやろうと躍起になれた。しかし最後にこの展示会で私が目にしたのは、モノクロームの絵だ。モノクロームの世界に描かれたモノクロームのウォーリー。私はウォーリーを探すことを早い段階であきらめた。いくらなんでもこれは反則だ。著者の情熱の行きつく果ては狂気の世界だった。私はついていけなかった。寂しかった。