先週からローカルの大会が始まりました。予選。8人抜けの枠内に入り、来月の頭に、西日本の大会があります。苦しい闘いを選手本人とスタッフの方々は強いられていますが、これもひとつのチャレンジです。精神論ではありませんが、チャレンジを遂行するには、闘う姿勢が生活から求められ、選手本人も日々、ディーテールを追究した練習をこなしております。


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チームをコンパクトに保つことの理由として、

①プレーのスペース(プレーの時間を短くする)を狭める

-対象は相手チーム

②自チームのサポート距離を短くする

-相手チームの動きへの反応時間を短縮も目的


自身のチームと相手チームの距離がコンパクトになる分、こちらも、プレーの時間は限られてくることは間違いないが、根底にあるのは、主働で、コンパクトに状況を設定するのか?それとも、能動的にコンパクトに設定されているのか?


コンパクトにチームを設定し、プレーの時間を制限する先には、プレーの予測に繋がる。

予測を遂行するための動きを円滑に発揮するためにフィジカルトレーニングが一役を担うが、この根底には、モチベーションがあり、前のブログ内容にも多々と出現。


チームをコンパクトにする。

チームは、11人で基本構成される。サッカーはやっぱりチームスポーツで、チームとして動きを起こすことに私は美しさと躍動感を感じる。


人数が多ければ、個々の潜在の力を発揮する割合が下がるとある。

100年前の研究である。Ringelmannの研究で、ある仕事を実行するのに、人数が多くなると(グループになると)、一人ひとりのその仕事に対して発揮する力は減少するとの研究。


それを1元に、1974年(これも古いが)に、Inghamらが再研究を行った。

結果、力は減少するが、単に減少するのではなく、モチベーションの欠損との関係が大きいと結論付けている。

故意にモチベーションが下がるように実験の被験者に設定した結果となっている。


チームをコンパクトにし、そして、カバーリングを前提とした動きを導入するとき、勿論、上記の①と②が設定されるが、そこには、選手の個々のモチベーション、チームとして行動を起こすためのモチベーションが軸として設定されているか、いないのか?

力は半減も、向上もすると考える。



Steinerのモデルが続く…


実際の生産力=潜在能力からの生産力-チームを構築するプロセス内容の欠損


Steinerの”チーム力”と言われるモデルである。チームの生産力とは、実際のパフォーマンスであること。


チームを構築するプロセスに欠損的要素がある場合、本来の力を発揮をしにくい環境をチーム構築と同時に、チームか抱えている状態である。

では、この欠損的要因は、大きく2種類あると言う。


①動機の欠損

②コーディネーション(調整)の欠損


①は、選手個々が100%の力、努力を発揮しない状態(例;トレーニング中)。②の欠損的要因は、選手個々のトレーニングに挑む状態が100%でない状況に、戦術を導入するとき、チームにはこの戦術を理解する、調整する時間や能力を欠損している場合が多く、チームは混乱する。つまり、タイミングでもあることも含まれる。


選手は100%のエネルギーをトレーニングに費やしていても、新しい戦術を理解するには時間とそして、リハーサルが必要とされることである。

例えば、メディアは、新しい布陣を行い、試合の結果がでない場合、良く新聞でこういうことを発信する。

「いつものポジションと違い慣れていなく、ポジションチェンジを言われたのは試合前の数時間前」と選手のコメントを抜粋する。これは、②の状態と関連する。

(※このメディアの発信は、私は半信半疑で見ています。選手の話の内容の一部でしかないように思えます)


サッカーという競技のコーチは、チームを構築するために時間を費やし、エネルギーをつぎ込む。もちろん、それに選手もエネルギーをつぎ込む。タイミング、コーディネーション、チームの動きのパターンの構築に力を注ぐ。


ここに、フィジカルコーチも同じく、フィジカルと言えども単に筋を大きくしたり、動かしたりするだけではなく、チームの動きのパターンにフィジカルを合わせることは、実際の生産力向上に大きく影響すると考える。



各選手の能力は、常にチームの力を測る要素になるとは限らない


先日のSteinerのモデルを深めてみると…

『チームAはチームBよりパフォーマンスはベターである』

この定義に基づいて考えてみると…


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Performance Art Concept is empowered by FitCo Athlete

http://www.fitco-athletes.com/

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①平等なチームプロセスの欠点を持っていても、チームAは、チームBより、良い能力(例えば、選手の能力)がある。


②チームAとチームBの能力は同等。でも、チームAのチームプロセスの欠点は、チームBの欠点より少ない。


③チームAの能力はチームBより上であり、チームプロセスの欠点もチームBより少ない。


このような3つの状態が、チームAのパフォーマンスは、チームBのそれよりベターの状態になっている理由と考える。


チームが兼ね備えている潜在能力、選手の個々の力だけではなく、スタッフの能力、トレーニングする環境も含めてた内容と、これらを活かすためのプロセス、チームを構成するためのプロセスとの関係が、『チームの力』となる。


対戦相手チームの分析のみならず、自身のチームの状態をこのモデルで考えることは、現在の、今の私たちの状態を把握するツールとなることと考える。

実際、フィジカルトレーニングを実行していても、それは、チームを構築することの+とたっているのか?それとも-となっているのか?

私たちフィジカルコーチは、そのトレーニングの伝え方、プロセス、結果(単に体力の向上だけではなく、技術や実際のパフォーマンスにどういかされているか)を問われるのは間違いない。