トレーニング計画には、ピリオダイゼーション(期分け)の設定がある。

この設定には組織的な、連続的なトレーニングとして構成される。


ここで重要なのは、コーディネーティング・タイミング。


トレーニングをコーディネート(トレーニング方法の組み合わせたり、選定したり)するときのタイミングである。


ピリオダイゼーションには、長期間、中期間、加えて、週ごとの短期間によって組織的、継続的に構成されているが、相反的なトレーニング形態を同時期に導入すると、トレーニングによる身体の反応の変化は鈍くなる。


同時期に筋力を重視するトレーニング、パワーを重視するトレーニング、持久力を重視するトレーニングをミックスして行うと、それぞれが拮抗する反応を起こす。身体で分泌されるホルモンが、例えば、パワートレーニングに分泌されるホルモン、持久力トレーニングで分泌されるホルモン、それぞれ違うからである。


トレーニングによる身体の反応は、違うホルモンの分泌で、鈍くなる。トレーニング計画のネガティブサイドである。


チームにおいて、何が現在重要とされいる時期なのか?

チームパフォーマンスにおける目的は?それを逆算することに始まるトレーニング計画である。


フィジカルトレーニングにおける身体の反応が鈍くなることは、各選手の練習が効率よく行うことができなることが考えられる。心身的なストレスと変化する可能性もある。

個々の選手が、なぜか、チームが求める役割に対して、100パーセントの力を発揮し、練習に取り組む、試合に挑むことをしないのか?


前回から続く、『動機』の欠如と大きな関係がある。

1993年の研究報告では、スイミング、陸上、チアリーディングなどをフィールドに、動機の欠如からの役割欠如や、パフォーマンスの低下について報告がされている。


多々の状況が絡み合う理由が存在する。

個の選手の生産力(パフォーマンス)の低下は、選手がチーム内で発揮しているパフォーマンスが、チーム内で認知されていないとき、遂行すべき仕事が、現在の仕事にあまり関係がないとき…大きくなる。前回の内容である。


簡単な解決策は、試合後に監督、コーチのフィルムリビューによって、選手個々の動きは分析され、その後、分析結果のフィードバックにより、このパフォーマンス発揮の低下は減少する。

ここでのキーワードは、『直接』である。

『直接』な選手へのエビデンスと一対のフィードバックは、この現象を減少させるとある。

そして、選手個々が、ひとつ、ひとつの仕事が、チームが求めるスタイルに重要性を理解することで、パフォーマンス低下を減少する。


個々の仕事の役割の重要性を、我々、フィジカルコーチも一緒に理解したいことである。

フィジカルトレーニングにおいて、状況、状況の役割をフィジカルに取り組むことは、チームのプレースタイルを遂行するための動き(神経-筋の関係も含め)を刺激するような各トレーニング内容に反映できる。

毎回、選手には説明をし、トレーニングを実行することに繋がる。

今、実行しているタスクが、チームに貢献できることが確認できない場合、プレーの力は減少する。

今、行っていることが、ゲーム中にあまり役に立っていない状態と選手が考えると、選手個々の生産力は落ちる。

と言うことは、グループとして行動するべき瞬間、瞬間のプレー、つまり、生産力、が落ちる。

瞬間、瞬間のプレーの繰り返しは生産量に繋がり、全体のチームのプレーに影響を与える可能性がある。


単純な例では、なぜ、攻撃側のチームは、現在攻撃している逆サイドを狙うのか?

上記の動機の欠如の理由で考えると、「今、直接、関わっていない場所、タスクとして関係ないと判断しやすい場所」が攻撃チームの逆サイドであり、そこに攻撃側が意図してボールを動かして、瞬時に致命的ダメージを守備側に与える理由となる。


チームの生産力を考える大きな構成要素で、動機がある。

良くゲーム中に「集中、集中」と言葉が飛び交う。

何に集中なのか?実際、それは、練習、トレーニング時から常に考えることが重要となると考える。


コンパクトに保ったチームのポジション構成。

このコンパクトに保つことを、チームスタイルを実行するための構成要素となるならば、このコンパクトをコントロールすることが第1となる。各味方選手のポジションの位置の距離を短くする。

相手のルーズボールの獲得、獲得から、瞬時に攻撃に切り替えるためのパス交換などなど、と繋がる。


この一連がコントロールであり、主働をとることになる。

この主働をとるには、チームが持っている潜在的な生産力を出すことが大切であり、それの生産力を阻害する要素を前もって取り除くことが必要と考える。


個々がチームススタイルの理解、つまり、「なぜ、ここで、このように動くのか?」の共通理解がある。

言葉を日頃から使う、或いは、言葉に代わるコミュニケーションツールを使用し、選手にスタイルを説明することの時間を費やしたい。