August 21, 2013 Lions at Marines - Game 107 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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■ NOTES ■

今日の十亀さんは何といっても

その自慢の速球が最高148km/h、平均145.4km/hを計測
更にはイニング別に見ていっても、最終回の9回に至るまで
安定して、継続して平均145km/h近辺を計測し続ける
など

前回登板8/14 ホークス戦での登板における
今シーズンワーストとなった速球の球速を中心とした精度から

みごとに復活し今シーズン最高水準の、速球の球速を中心とした精度を誇っており

速球以外の球種については、ゾーンの低め以低に集めた割合が
全体の半数を切るにとどまる
など

相変わらず時折大きく制球を乱したり上ずったりする投球も
ある程度散見されていき
ますが

それをカヴァーして余る、素晴らしい精度を誇るその速球を
その投球の軸に、大きな武器に
して

3球以内の勝負が計19度で全体の6割を超え
更には4球以内の勝負が計27度で全体の実に9割近くに上るなど

その時折散見される甘く入る投球を仕留めるべく
非常に数多く早いカウントから積極的に打ち返してくる戦術を
採用してきたマリーンズ攻撃陣
に対しても

初球から2球続けてボール球を記録した勝負こそ
計4度(12.9%)
とある程度散見され

痛打を浴びたり、そうでなくとも
ある程度鋭い打球を弾き返されていったり
しなからも

初球ストライクを奪った勝負を22度と全体の7割以上で奪い

結果からみていっても3ボール以上を記録した勝負を
3回の里崎選手との勝負の1度のみ
に抑えつつ

四球は0、四死球によって奪われた余計な出塁も
最終回9回に伊志嶺選手に与えた死球1の計1個のみ
に抑え

ストライク率もなんと77%を記録、
全体の3/4を超え
てきましたから

抜群に大胆に、効果的にゾーンを攻め続けていくことに
成功した
と高く評価できます。

今日も3回に岡田選手に単打で初の出塁を奪われ
走者を塁上に背負うとすぐに暴投でその走者を得点圏に進めるなど

相変わらず、走者を背負った場面での勝負の数々において
落ち着いてその後の打者たちを一人ひとり打ち取っていくことに

今後改善していくべき課題を抱えている
と言えますが

その課題も、今後十亀さんがNPBの舞台で
数多く、得点圏に走者を背負った場面での勝負を迎え経験し

その中で数多くの失敗とそして成功とを積み重ねていく中で
様々に学び、それを活かして自分なりの投球術を編み出し
その引き出しに付け加えていくことでしか

その課題は改善されていくことはない
と言っていいものですから

若く荒削りで、そういった細かな投球術に関しては
まだまだ未熟であると言っていい今の十亀さん
が最大限留意すべきは

そういった得点圏に走者を賑わせての苦しい勝負を
数多く積み重ねていくことを根元から断つ
べく

今日のようにまずは奪われる出塁を、特に
イニングの先頭打者に奪われる出塁を極力防いでいくこと
であり

そうやっていく中で、それでも
走者を背負ってしまっての投球となった場合は

決して課題課題とと過度に意識過ぎて自分の投球に自信を失い
ゾーンを大胆に攻めることができなくなる
ことのないように

いつも通りの適度な自信を維持しつつ
適切な、いつも通りの集中力と大胆さとで投球をゾーンに投げ込み続けていき
ながら

その中で効果的なゾーンの攻め方や打者を効果的に打ち取る投球術を
学び、発見し編み出し、そして自らのものとしていってほしい
と願います。

今日の完投勝利も、今シーズン序盤に魅せた完投・完封勝利と比較しても

左打者の外角に対しボール領域からストライク領域に巻いてくるカーヴ
また右打者の外角に沈ませていくシンカーなどに代表されるように

その持てる投球レパートリーをうまく活かした
ゾーンの攻め方については大きく進化
しており

その成長の跡が大きく垣間見える
非常に素晴らしいものであった
と非常に高く評価できるもので

今後も、まずは安定して、継続して
その自慢の速球が145km/h近辺を計測してくる
ように

登板ごとの投球数を削減していくこと、そして
登板と登板の間の調整を向上していくこと
に取り組んでいく中で

その素晴らしい投球レパートリーを更に効果的にゾーンに利用すべく
その利用方法を見出し、そして編み出していってほしい
と願います。
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