October 15, 2012 Hawks at Lions - PO Game 3 | Peanuts & Crackerjack

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今日の敗戦でライオンズはプレイオフから振り落とされ
2012年シーズンのすべてを終了することとなりました。

総括は今後改めて、様々な角度から分析していくとして
来る2013年シーズンはぜひぜひ、フロント・オフィス=編成陣の手による

積年の課題であるディフェンス面の強化を、
中でもリリーフ陣の更なる大きな再編を大きく期待したい
ところです。

ライオンズの選手たちには、そして渡辺監督をはじめとした首脳陣に対しては
ほんとうに様々なことのあった2012年シーズンではありながらも
それらを一つひとつ乗り越え、みごとシーズンの2位を獲得するに至ったことは

もちろん若く荒削りな選手たちばかりのチームですから
色々な場面でその粗さや拙さも散見されていきましたが

それでも非常に大きく評価してよい点だと思います。

その上で、もし今2012年シーズンの優勝を逃した最大の要因を追求するならば

間違いなくシーズン序盤のリリーフ陣の編成上の失敗と

それに対して編成陣が積極的に補強等で【投手陣の人的資源の総量】を増やすことなく
現場指揮官である渡辺監督をはじめとした首脳陣の大胆な配置転換や
現場で闘う選手たちに“過剰なガンバリ”を求めただけにとどまったことで

最終的にシーズン最終盤のここぞの重要な局面で
今度は逆に先発投手陣に大きな弱みを抱えてしまったこと、

ここに尽きる
と評価できます。

もちろん、オフェンスに関しては
エスティさんをはじめとしたシーズン開始前の補強、
そしてシーズン途中のOrtizさんの補強もズバリはまるなど
ここでは編成陣の素晴らしい手腕が光ったと非常に高く評価できる
ものの

それはもともとここ数年にわたってリーグ最高といっていいオフェンスを誇っているため
基本的にドラフトで獲得した若く才能あふれる選手たちを育成しながら
その中で、少ないながらも足りない部分を補強で補えばいいため比較的そこまで困難なものではなく

逆にここ数年にわたってリーグ最低といっていいディフェンスについては
オフェンスと同じように基本的に自前の若い選手たちを育成していくことがその戦略の大部分を占めるならば

それは非常に時間のかかることでありますから、
スピード感を持って現状からある程度効果的に改善していくことは非常に困難で
遅々として再編は進まず、今後も苦しいディフェンスが続いていく
ことが大きく予測できます。

さて、来たる2013年シーズンはナカジさんがライオンズを去ることが濃厚ですが
まずはそれに伴いリーグ最高水準を誇るオフェンスをどう維持していくか

そして加えて長年の懸案事項であるディフェンス面について、それもリリーフ陣について
どううまくシーズン序盤から安定して素晴らしい成績を誇る水準まで改善してくるか


基本的にはチームの成績は渡辺監督を中心とした首脳陣でも、そして選手たちでもなく
バランス良く戦力を構成してくるフロントオフィスの手腕によるところが最も重要なのですから

今2012年のドラフト戦略をも含め
このシーズンオフのライオンズ編成陣の働きに大きく注目していきたいと思います。


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