October 3, 2012 Lions at Eagles - Game 141 | Peanuts & Crackerjack

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★ Defense - starting pitcher ★

  今日NPBキャリア初の先発登板を果たした十亀さん、そののストライク率は実に約72.2%を記録、
  みごと2/3を大きく上回り3/4に届こうかという抜群に素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  22度の打者との勝負を観ていっても、うち2ボールまでいったのをのべ7度に留め
  1ボール以内での勝負もほぼ全体の2/3を記録してくるこちらも非常に素晴らしい成績、

  今日は初球ストライクを取った勝負を13度と全体のほぼ6割程度積み重ねてくると共に
  初球から2球続けてボールとなった勝負も計2度のみにまとめるなど

  とにかくイーグルス攻撃陣を恐れることなく
  厳しくゾーンを攻め続ける最高の、適度な制球を大きな武器にしつつ

  結果3ボールまでいった勝負をなんとのべ0度、そして当然のことながら四球も0個
  余計なボール球や余計な出塁を抜群にうまく防いでいくことに成功しましたから

  今日の十亀さんは全体として抜群にうまく
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに大きく成功した
と非常に高く評価できるものでした。

  そんな今日の十亀さんの投球詳細を振り返っていきますと
  その速球は平均球速144.9km/h、最高球速148km/hを記録するなど

  今シーズンここまでのリリーフ登板時におけるその速球の球速
  (※平均球速145.4km/h、最高球速151km/h)と比べてもほとんど遜色ない、

  そんな抜群の球速を中心とした精度を誇るその自慢の速球を
  今日は全体の59%ほどと半数を超え6割に届こうかというまで非常に数多く利用、

  投球の軸としてはその自慢の速球に加え130km/h台前半を安定して計測してくるスライダー
  そして同じく130km/h台前半を安定して計測してくるシンカーといった3つの勝負球に置き

  今日はスターティングラインアップに名を連ねた打者9人のうち
  実に8人までを左打者で揃えてきたイーグルス攻撃陣に対し
  通常よりはスライダーを少なく、そして逆にシンカーを多く利用しつつ
  それらを数多く自由自在に、まんべんなく駆使していきながら

  加えて速球とおおよそ30km/hほどの球速差を誇るカーヴ
  これも恐らく左打者相手の勝負がほとんどであったこともあり
  約14%ほどといつもより多少数多く利用し非常に効果的に緩急を駆使してくる投球を展開、

  今日奪ったアウト全18個のうち併殺打によるもの3、犠打1を除いた計14個の内訳を観ていきますと

  外野手の処理したフライアウトを計3個にうまくまとめていきながらラインアウト2、
  そして三振1個に加えグラウンドアウト実に8個

  グラウンドアウトを数多く奪っていきながらアウトを一つひとつ積み重ね
  順調にどんどんとイニングを消化していく本格派グラウンドアウト投手の素晴らしい投球を
  1ゲームを通じて魅せ続けてくれたと非常に高く評価でき

  結果6イニングを投げて投球数79(1イニング平均約13.2球)にうまく抑えると共に
  奪われた出塁も四死球0個に加え単打6・二塁打1でなんとか計7個にまとめていくことに成功、

  もちろん今日は2回・4回といずれもFernandez選手の鋭いラインドライヴの打球をみごと捕球、
  また同じく4回に草野選手が弾き返し十亀さんが弾いた打球にうまく対処し
  それらいずれもにおいてアウトを奪い、積み重ねることに成功した二塁手・原さんや
  

  3つの併殺打完成機会においていずれも軽快な素晴らしいフィールディングで
  すべて併殺打を完成させることに成功したその原さんそして遊撃手永江さんをはじめとした

  数多く襲ってきたある程度鋭いグラウンドボールをひとつひとつ着実に処理し続け
  アウトを積み重ねていくことに成功した内野守備陣や

  その前の攻撃でライオンズ攻撃陣が3点を奪い、4点のリードをもらった後の
  6回の先頭打者、聖澤選手の弾き返した大飛球を出足よく追いかけ
  みごと最後には身体を、脚をめいっぱいに伸ばし捕球することに成功、
  アウトを1つ積み重ねつことに成功した中堅手、秋山さんをはじめとした
  
  数こそある程度限られているものの時折襲う、ある程度鋭く飛距離の長いフライボールを
  こちらも安定して処理し続けアウトを積み重ねていった外野守備陣といいた

  ライオンズ内外野守備陣の素晴らしい、そして着実なフィールディングの数々に、

  また、降板後得点圏に残した2人の走者は残念ながらいずれも生還させるものの
  それでもその一方でひとつひとつ順調にアウトを積みかさねていきながら

  結局はライオンズのリードを保ったままゲームを終了させ
  みごとその勝利を確定させることに成功したランディさん・長田さんそして涌井さんといった

  ライオンズ・リリーフ陣の全体として素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも

  失点・自責点共に2のみにまとめ、みごとQSをクリアしてくる
  素晴らしい成績を残すことに成功
しました。

  2011年のドラフト1巡目でライオンズに入団し、2012年のシーズン前には
  先発ローテーションで活躍する投手のひとりとして大きな期待を持たれていた十亀さん、

  シーズン開幕直前に思うように投球を操れなくなり
  先発ローテーション枠からは残念ながら外れると共に

  その後のライオンズの惨憺たるリリーフ陣の現状に対応するため
  5/30に戻ってきてからは昨日まで、ずっとブルペンに廻り続け

  常に優秀な、ライオンズの“リリーフ・エース”として
  比較的浅いイニングで先発投手が、それも特に走者を残したまま降板した時の

  非常に緊迫の勝負の数々において素晴らしい投球を魅せ続けていき
  みごとに5勝を積み重ねると共に9つのホールドをも記録する

  今シーズンのライオンズのリリーフ陣にとって
  もはや替えの効かない非常に重要な存在としてここまでライオンズを支えてきました。


  一つだけ確かなことは、十亀さんは先発登板だろうが救援登板だろうが
  変わることなく同じように素晴らしい投球を魅せ続け、そして
  素晴らしい成績を残し続けることができるであろう
  若く非常に才能あふれる、素晴らしい投手である
ということ。

  今2012年シーズンは、渡辺監督をはじめとした首脳陣が
  涌井さんと共にこの期待の素晴らしい十亀さんをもブルペンに回す大英断をしたことが、
  そして涌井さんそして十亀さんがその期待通りの素晴らしい投球を魅せ続けたことが

  今シーズン中盤以降にライオンズが素晴らしいリリーフ陣を再構成するにいたった
  最大の要因
だといっても過言ではありません。
  
  ただし、昨日も述べましたが補強をし投手陣全体の人的資源の総量を増やすことなく
  その2人を救援陣に回したことにより、結局は先発陣が手薄になり

  シーズン終盤のライオンズ先発陣の、そしてチーム全体の苦しい闘いを生み出すと共に
  ライオンズが今シーズンの優勝を逃す最大といっていい、大きな要因となったことも確かで

  恐らく来たる2013年シーズンには、涌井さんに引き続き十亀さんも
  先発ローテーションに戻り、そこでシーズンを通じて活躍し続ける可能性が非常に高いといえますが

  そのためにも、来シーズンこそは、来シーズンこそは、

  現場指揮官である渡辺監督をはじめとした首脳陣のシーズン中の大胆な配置転換といった大英断や
  現場の選手たちの“過剰ながんばり”ばかりに頼りきりになるのではなく

  シーズン序盤からそして開幕から、とにかくまずは基本として、大前提として
  フロントオフィスが積極的な補強を実施していくことで
  安定したリリーフ陣を魅せ続けていってほしい
と心より願います。

  そしてそんな中で若く抜群の才能にあふれる十亀さんも
  是非是非先発投手として、頼れるリリーフ陣に大きく感謝しながら

  1年を通じて安定して活躍し続ける姿を
  どんどんと魅せ続けていってほしいと心より願います。

★ Offense ★

  

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計9度
  その内訳は 3-7(うち二塁打1、三振1)、四球2で得点圏に残塁4・得点3という成績、

  また今日は10安打に加え2四死球で奪った出塁は計12、野手選択による出塁1を加えた
  その全13人のランナーの行方は残塁7、併殺打による二塁封殺1・本塁刺殺1で得点4という結果でした。

  今日はフルカウントに2度持ち込み6球・10球を費やさせつつ三振1の一方で四球1奪うなど
  全5打席で計24球を費やさせながら三振2の一方で四球1・単打1で計2度出塁を奪うことに成功した浅村さんや

  全4打席で計18球を費やさせながら三振1の一方で
  単打2本で計2度の出塁を奪うことに成功した大﨑さん、

  そして全4打席で費やさせた球数は計15に留まるものの
  四球1・単打1・本塁打1で打点1を稼ぎつつ計3度の出塁を奪うことに成功した剛也さんなどを中心に

  結果攻撃陣全体の打席全38度のうち計13度で5球以上を費やさせるに留まるものの
  そこで三振5個を奪われる一方で四球2に加え単打1・二塁打1・本塁打1を奪うなど

  イーグルス先発、釜田投手に対し
  6イニングで計110球(1イニング平均約18.3球)を費やさせる非常に素晴らしい成績を残すと共に
  イーグルス投手陣全体に対しても
  9イニングで計143球(1イニング平均約15.9球)を費やさせるこちらはまずまず素晴らしい成績を残し

  奪った出塁も四死球2個をはじめ計12個
  こちらもまずまず素晴らしい成績を残すことに成功、

  また加えて今日はOrtizさんの今シーズン8本目の、追撃となる2打点つき二塁打1本に加え
  剛也さんの今シーズン第27号の先制となるソロ本塁打といった
    

  ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても複数魅せることに成功、

  結果残塁7に加え得点も4を積み重ねていくことに成功しましたから

  今日はようやく、全体としてまずまずうまく
  そのしごとをこなすことに成功したと高く評価できる
ライオンズ攻撃陣でした。

  今後も基本的にはこれまでと何一つ変えず、
  そして効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  とにかくまずは残塁を恐れずに
  数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら

  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき

  その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。

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