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★ Defense - starting pitcher ★
今日の一久さんのストライク率は約54.8%を記録、
残念ながら2/3を大きく下回る非常に物足りない成績に留まることとなりました。
23度の打者との勝負を観ていっても、うち2ボールまでいったのがのべ12度にのぼり
(※プラス2ボール後走者の盗塁死により打ち直しとなった打席1度)
1ボール以内での勝負も約47.8%と半数を切る非常に物足りない成績を残すに留まる成績、
今日は初球ストライクを取った勝負は計13度と
全体の半数を超えるまで積み重ねていくことに成功するものの
何といっても初球から2球続けてボールとなった勝負が実に計7度と非常にかさんでいき
初球ストライクを取れなければ実に7割という高確率でB2-S0カウントにしてしまうと共に
その7度のうち3度までで四球を奪われ、更にはそのうち2度までが
まったくストライクが入らずの4球での四球であったなど
まさに今シーズンワーストといってもいい、まったく思うようにならない制球に
今日は常に苦しみ続けていく投球であったといってよく
結果3ボールまでいった勝負をのべ7度、そして何より四球を5個と非常にかさませていき
残念ながら余計なボール球や余計な出塁を非常に多く奪われ続けていきましたから
今日の一久さんは今シーズンのワーストといっていいほど
残念ながら全体としてまったくといっていいほど、ストライク・ゾーンの中で
大胆に勝負し続けることに失敗したと評価できます。
そんな今日の一久さんの投球詳細を振り返っていきますと
今日は平均134.6km/h、最高140km/hと最高速こそ数球、140km/h台を計測するものの
ある程度数多く130km/h台前半を計測してくるなど
平均としては多少いつもより落ちる、その球速を中心とした精度に留まるその速球を
それでもいつも通り全体の54%と半数を超えてくるまで数多く利用していきながら
投球の軸としてはこちらもいつも通りその速球に加え一久さんの代名詞である数種類のスライダー系、
そして右打者の主に外角へと沈ませていくチェンジアップと言った3つの勝負球に置き
それらをまんべんなく数多く駆使していく投球を展開していきますが
今日奪ったアウト全16個のうち盗塁刺1、併殺打によるもの1を除いた計14個の内訳を観ていきますと
三振1個、そしてグラウンドアウト4個に留まり加えてポップアウト1で
残りの8個はすべて外野手の処理したフライアウトという
ある程度飛距離の長い、鋭い飛球を数多く外野へと弾き返される
いつもの本格派投手の投球とはかなり遠い、ある程度危険な投球を継続していたと言え
結果5 1/3イニングで投球数93(1イニング平均約17.3球)と球数もある程度かさんでいくと共に
奪われた出塁も四死球5個を筆頭に単打4本で計9個と非常にかさんでいくこととなり
もちろん初回の先頭打者、荻野選手の鋭く伸びる飛球を判断よく追いかけ
身体をめいいっぱいに伸ばしてみごと捕球することに成功した中堅手、秋山さんを始めとし
ある程度数多く飛んできた飛距離の長いフライボールを出足よく追いかけ
確実に捕球しながらアウトを一つひとつ積み重ねていった外野守備陣を中心とした
ライオンズ内外野野手守備陣の素晴らしい、そして安定したフィールディングの数々に、
そして何より今日は、加えてそのある程度鋭い、飛距離の長い飛球が
数多く野手の守備範囲内に飛んでいったという“一握りの運”に、
そして降板後残した2人の走者のうち1人の生還は許すものの
もう一人はみごと残塁させることに成功しつつ2つのアウトを奪って
イニングを終了させた十亀さんをはじめとし
結果としては失点を喫し、敗戦を喫することとなったものの
それでも一久さんが降板後残した計8個のアウトを消化していった
ライオンズ・リリーフ陣の投球の数々に大きく感謝しながらも
失点・自責点共に2にまとめ、あと2アウトでQSをクリアしてくるまでの
まずまずなんとかギリギリ合格点の成績を残すことには成功します。
今日の一久さんを観ていく上で、やはり目立つのは
速球以外の球種においては全43球中ボールのコールを受けたのは計16球で
それでも多少多いのですが約37%に留まるのに対し
今日投じたその速球全50球のうちボールのコールを受けたものが計26球で
全体の約52%と実にその半数以上を占めてきたように
その速球を大胆にかつ厳しく、ゾーン内に投じていくことに
大きく失敗していったということです。
原因はQVCマリン・フィールドの左翼から吹きこんでくる5m/sのある程度強い風なのか、
それとも単純に今日は疲労の蓄積などにより身体が思うように動かなかっただけなのか、
詳細は一久さんや首脳陣たちのみぞ知る領域ではありますが
とにかく前回登板9/8 イーグルス戦に引き続き数多くの出塁を奪われながら
順調にどんどんと長いイニングを消化し続けていくことに失敗し
先発投手としてのしごとをこなすことに失敗し続けているのですから
次回登板こそ、みごとその投球を修正し
最少失点にまとめていきながらどんどんと順調に長いイニングを消化し続けていく
先発投手として最大の、そして最優先のしごとを
うまくこなしてほしいと心より願っております。
★ Offense ★
今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計10度、
その内訳は 3-9(うち二塁打1、三振2)、犠飛1で得点圏に残塁4・得点3という成績、
また今日は10安打に加え1四死球で奪った出塁は計11、
その全11人のランナーの行方は残塁7で得点4という結果でした。
今日は一昨日や昨日ほどではないものの、全4打席で計17球を費やさせながら
三振1の一方で四球1・単打1で計2度出塁することに成功したエスティさんをはじめ
全4打席で費やさせた球数は計16球に留まるものの三振1の一方で単打1・本塁打1で
打点2を稼ぎながら計2度出塁を奪うことに成功した剛也さん、
そして同じく全3打席で費やさせた球数は計12球に留まるものの
三振1の一方で単打2でキャリア初安打を記録しその後今シーズン2個目の盗塁を達成しつつ
計2度の出塁を奪うことに成功した石川さんなどを中心に
結果攻撃陣全体の打席全38度のうち計11度で5球以上を費やさせ
そこでは三振4個を奪われる一方で四球1に加え二塁打1を奪うに留まるものの
マリーンズ先発、Mathis投手に対し
5イニングで計80球(1イニング平均16球)を費やさせると共に
またマリーンズ投手陣全体に対しても
9イニングで計133球(1イニング平均約14.8球)を費やさせるまずまず合格点の素晴らしい成績を残し
奪った出塁も四死球1個をはじめ計11個と
こちらもまずまず素晴らしい成績を残すことに成功、
また加えて今日は秋山さんの今シーズン13本目となる二塁打1本や
浅村さんの今シーズン7本目となる三塁打1本、
そして剛也さんの2ゲーム連続となる追撃の第24号ソロ本塁打といった
ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても複数魅せることに成功し
結果残塁7に加え得点も4を積み重ねていくことに成功しましたから
今日は全体としてうまく、そのしごとをこなすことに成功したと
高く評価できるライオンズ攻撃陣でした。
今後も基本的には、これまでと何一つ変えず
昨日のような効率的な攻撃に頼り過ぎることなく
とにかくまずは残塁を恐れずに
数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき
その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。