August 18, 2012 Eagles at Lions - Game 101 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】


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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の一久さんのストライク率は約64.1%を記録、
  ほぼ2/3を記録してくる非常に素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  24度の打者との勝負を観ていっても、うち2ボールまでいったのがのべ8度で
  1ボール以内での勝負もちょうど2/3を記録してくる素晴らしい成績を残し、

  今日も昨日に引き続き2ストライク以降の勝負が8度と全体の1/3を占めるに留まり
  逆に4球以内の勝負が全体の8割近くを占める19度
にのぼるなど
  数多く早いカウントから弾き返してくるイーグルス攻撃陣に対し

  初球から2球続けてボールとなった勝負が4度と多少慎重に攻める勝負も時折散見されたものの
  それでも初球ストライクを取った勝負は17度で全体の7割を数えていきながら

  3ボールまでいった勝負をのべ2度のみ、そして何より四球を1個のみに抑えるなど
  余計ななボール球を、そして余計な出塁を極力抑えていくことに成功しましたから

  今日の一久さんは全体として非常にうまく、
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  そんな今日の一久さんの投球の詳細を見ていきますと

  今日もその速球の平均球速は133.8km/h、最高でも138km/hを計測してくるに留まるものの
  それでも一久さんが今持てる、その最高の速球を全体の6割に届こうかというほど
  数多く大胆に利用していきながら

  投球の軸としてはその現在最高の精度と制球とを誇る自慢の速球
  一久さんの代名詞、数種類のスライダー系とに加えて

  今日本当に久しぶりに効果的に駆使してくることに成功した
  (恐らく2種類の)チェンジアップ系といった3つの勝負球に置き

  それらをまんべんなく、自由自在に数多く利用していく投球を展開、

  今日奪ったアウト全18個の内訳を観ていきますと
  今日はやはりまだその速球の精度が戻り切っていないことも影響し
  外野手の処理したフライアウトが6個とある程度かさんでいく中ではありますが

  それでも大胆にかつ厳しくゾーンを速球で攻め続けたことが功を奏し
  外野へと鋭く飛んでいくことなく内野手の処理できる範囲の飛距離に留まったポップアウトを5個と
  それ以上ある程度危険な外野への飛球を防いでいきつつ

  そして加えてラインアウト1個、グラウンドアウト4個
  そして三振2個(加えてアウトにはならなかった三振も1個)を奪っていき

  いつもの典型的な本格派グラウンドアウト投手の投球、とまではいかないものの
  それでもなんとかあまりフライアウトをかさませすぎない投球を継続し

  結果6イニングを投げて投球数78(1イニング平均約13球)に抑えていくと共に
  奪われた出塁も四死球1個のみに加え単打2・二塁打1・本塁打1で計5個にうまくまとめていくことに成功、

  もちろん鋭く襲ってきた、逃げていくラインドライヴ軌道の飛球を
  身体をめいいっぱいのばしてみごと捕球することに成功した秋山さんを初めとした
  ライオンズ野手守備陣の安定した、そして素晴らしいフィールディングの数々に、

  そして今日は篤志さんが残念ながら一久さんの残した2人の走者をいずれも生還させると共に
  3ラン本塁打を浴びて1点差まで詰め寄られるものの

  その後無失点にまとめていきながら7つのアウトを奪うことに成功した
  ランディさん、長田さん、そして涌井さんといった救援陣の素晴らしい投球の数々に感謝しながらも

  失点・自責点共に3にまとめていくことに成功、みごとうまくQSをクリアしてくる
  素晴らしい成績を残すことに成功
します。
  
  前回登板の8/12 ファイターズ戦終了後のゲームレヴューで詳しく観ましたが
  交流戦終了後の一久さんの課題

  1つは速球の球速を中心としたその精度が低下していること、
  そしてもう一つは3つ目の勝負球であるチェンジアップが制球・精度ともに低下していること、

  この2つであり

  一つ目の速球の精度については上述したとおり今日も平均球速133.8km/hに留まり
  140km/hを超えてくるものがなかったなど、シーズンの最終盤のゲームをゴールに設定して
  まだまだ継続して精度を徐々に徐々に向上させていく必要があると言えますが

  今日は右打者に対して利用した速球29球のうち
  実に計16球と全体の半数以上をその内角以内に投じていくと共に
  真ん中~内角以内へは21球と3/4近くを投じていくなど

  精度がまだまだ戻り切っていない中でもそれを奪うように非常に厳しく、
  そして大胆に打者の内角を徹底して攻め続けていくことには成功した
ことは
  非常に高く評価できます。

  そして二つ目のチェンジアップの精度および制球については
  今日はチェンジアップを計11球(すべて右打者に対して)利用してくる中で

  見逃し、空振り、そしてファウルを1つずつ奪うと共に
  グラウンドアウト2、フライアウト1を奪うなど半数以上が効果的であったと共に

  高め以上に抜けた球は今日は1個もなく、
  逆に低め以低に8個到達する
などその制球も非常に素晴らしく

  ここまでの非常に物足りないチェンジアップの精度および制球を
  今日は大きく修正してくることに成功した
と非常に高く評価できます。

  今後も一久さんにはシーズン最終盤の、順位が決まってくる
  非常に重要な緊迫のゲームに最高の投球を魅せることを最優先に照準に合わせていきながら

  今は攻撃陣や守備陣、そして救援陣といった頼れる、
  素晴らしいチームメイトにそのゲームの勝利は任せ
ていきながら

  とにかくなんとかうまく最少失点にまとめ続けながらできるだけ長いイニングを消化していく
  先発投手としての最優先のしごとをこなし続け  

  彼らチームメイトに“勝利を掴むチャンスを残す”投球
  安定して、継続していってほしと思います。

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計18度にのぼり
  その内訳は 3-14(うち併殺打1・三振3)、四球4で得点圏に残塁7・得点4という成績、

  また今日は12安打・7四球・1死球で奪った出塁は計20にのぼり、野手選択による出塁1を加えた
  その全21人のランナーの行方は残塁12に加え併殺打による二塁封殺2・本塁封殺1で得点6という結果でした。

  今日はフルカウントに3度持ち込みながら
  それぞれ6球・8球・6球を費やさせつつ四球2で2度出塁を奪うなど
  全5打席で実に計32球を費やさせながら四球2・単打1で計3度の出塁を奪うことに成功した巧さんや

  全5打席すべてでフルカウントに持ち込み計30球を費やさせていきながら
  三振2の一方で四球1・本塁打1で計2度出塁を奪うことに成功した剛也さん、

  全4打席のうち犠打1打席を除いた計3打席で
  フルカウントに2度持ち込み、それぞれ6球、7球を費やさせながら本塁打・四球でいずれも出塁を奪うなど
  計14球を費やさせながら本塁打1・四球1・単打1で3度いずれも出塁することに成功した浅村さん、

  また全4打席で17球を費やさせながら単打3で
  2打点を稼ぎながら3度出塁することに成功した銀仁朗さんなどを中心に

  攻撃陣全体の打席全42個のうち半数以上の計22度の打席で5球以上を費やさせていき
  そこで三振5個・併殺打1個の一方で四死球6・単打2・本塁打2を奪っていきながら

  イーグルス先発、Jimenez投手に対し4イニングで計94球(1イニング平均23.5球)を、
  そしてイーグルス投手陣全体に対しても8イニングで187球(1イニング平均約23.4球)を費やさせる
  どちらも抜群に素晴らしい成績を残していき

  また奪った出塁も四死球8個をはじめ実に計20個を積み重ねていく
  こちらも1イニング平均2.5個にのぼる抜群の素晴らしい成績を残すことに成功、

  加えて大﨑さんそして秋山さんのそれぞれ1本ずつの二塁打2本や
  浅村さんの同点に持ち込む今シーズン2号となるソロ本塁打、
  
  そして剛也さんの逆転とする今シーズン18号のソロ本塁打といった
  
  ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打をも複数魅せていきながら

  残塁12に加え得点も6を奪うことに成功しましたから

  今日は全体として非常にうまく、そのしごとをこなすことに成功した
  高く評価することのできるライオンズ攻撃陣でした。

  明日も、そして今後もこれまでと何ら変わることなく、効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  残塁を恐れずにまずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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