June 13, 2012 Tigers at Lions - Game 53 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の一久さんのストライク率は約64.8%を記録、
  あと一歩で2/3を記録してくる素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  ただし29度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ11度で
  1ボール以内での勝負は約62.1%を記録するにとどまりましたが

  その原因として4球以内の勝負が20度で全体の約69.0%と非常に多かったように
  タイガース攻撃陣が数多く初球から打ち返していったことが挙げられると共に

  3ボールまでいったのがのべ3度にまとめるとともに何より四球0
  余計な出塁を奪われることなく常に勝負し続けていくことに成功したのですから

  今日の一久さんは全体としてうまく
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  その今日の一久さんの投球の詳細を見ていきますと

  今日は下の球速チャート( velocity chart )を見ていただいてもわかる通り
  今シーズンここまで、今日のゲームを含めても平均球速136.4km/hであった速球

  今日は平均138.7km/hと数多く140km/h近辺を記録してきたように
  素晴らしい球速を中心とした精度を誇っており

  その速球をいつも通り全体の56%ほどと数多く駆使していきながら
  投球の軸としてその素晴らしい速球一久さんの代名詞と言っていい速い数種類のスライダー系
  そして主に右打者に対して、真ん中~外角へ沈んでいくチェンジアップという

  これまでどおり自慢の3つの勝負球を自由自在に数多く駆使していき
  加えて時折遅いスライダーを織り交ぜながら緩急をも駆使してくる投球を展開、

  今日奪った全アウト27個の内訳を見ていきますと
  外野手の処理したフライアウトは7個と若干かさみますが

  それでも後はラインアウト1個、ポップアウト3個、三振5個で
  何よりグラウンドアウトを11個と数多く奪いながらアウトを重ね

  相手攻撃陣を圧倒し続けながら順調にイニングを重ねていく
  本格派グラウンドアウト投手の素晴らしい投球を1ゲームを通じて魅せ続け

  結果9イニングを投げて完投、投球数わずかに108(1イニング平均12球)に抑えると共に
  奪われた出塁も四死球0に加え単打2でわずかに計2個のみに抑えあげることに成功、

  もちろん自分自身や易之さんを中心としたライオンズ野手陣の素晴らしいフィールディングの数々
  

  打球が野手の処理可能な範囲に数多く飛んでいくという“一握りの運”にも大きく感謝しながらも

  失点・自責点共に0に抑え完封を達成、みごとQSを優にクリアしてくる
  非常に素晴らしい成績を残すことに成功します。

  今日はその素晴らしいチェンジアップについて、
  これもまた下の球速チャート( velocity chart )を見ていただくと非常に分かりやすいのですが
  
  ゲームの序盤はここまで利用頻度の少ない120km/h台後半~130km/h近辺を記録してくる速いチェンジアップを主に利用、
  (※いわゆるsplit-changeといわれる浅くボールを挟んで投げるチェンジアップ

  そして終盤に向かうにつれいつも数多く利用している120km/h近辺~120km/h中盤を記録してくる
  “遅い”チェンジアップの利用具合を増やしていくという戦術も非常に効果的

  また速球の速度を中心とした精度も、また全体的な制球も非常に素晴らしく
  今日はわずかに単打2(右打者1・左打者1)、四死球0に抑えましたから

  シーズン当初から課題として挙げてきた右打者対戦成績、それも特に被長打率および被IsoPについても
  今日のゲーム終了時点で右打者の対戦成績を.232/.295/.350(被打率/被出塁率/被長打率)とし
  被IsoPも.118まで下げる
ことに成功、

  全体の対戦成績も.228/.281/.320で右打者・左打者共に素晴らしい成績を残すことに成功します。

  今日はその投球の精度・制球ともに全体的に非常に素晴らしく
  108球無四球完封勝利というまさに文句ない非常に素晴らしい成績を残すことに成功しましたが

  今後、今日ほど思うようにその投球が操れず、制球がある程度ばらつく登板の時でも
  変わらずに自分の投球を信じ続け、多少鋭い長打を浴びたとしても決して恐れずに
  ひたすらゾーンで大胆に勝負し続けていきながら余計な出塁を極力防いでいき

  大量失点を防いでいきながらできるだけ長いイニングを消化していく
  先発投手としての最優先の“しごと”を安定して、継続していってほしいと思います。

  何にせよ、今日はとにかく一久さんの珠玉の投球の数々に乾杯ですね。

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計5度のみにとどまり
  その内訳は 0-5(うち三振1)で得点圏に残塁3、得点0、

  また今日は7安打、1四球で奪った出塁は8、その全8人のランナーの行方は
  残塁5、盗塁死1で得点2という結果でした。

  今日はそれぞれ6球・7球を費やさせながら四球1・単打1で出塁するなど
  全2打席で13球を費やさせなgらそのいずれもで出塁を奪うことに成功した上本さんや

  初回にフルカウントに持ち込み9球を費やさせながら単打で出塁することに成功したナカジさんを中心に

  タイガース先発安藤投手に対し3 1/3イニングで50球(1イニング平均15球)を、
  またタイガース投手陣全体に対しても8イニングで118球(1イニング平均約14.8球)を費やさせる
  何とかギリギリ合格点の成績を残すことに成功しながら

  奪った出塁も四球1個を含めなんとか計8個を記録する
  こちらもギリギリ合格点の成績を残すことに成功、

  また大崎さんの二塁打や剛也さんの13号ソロ、
  

  そして二打者連続となる秋山さんの1号ソロといった
  

  ライオンズ攻撃陣の本来の魅力である長打をも数多く魅せていきながら
  残塁5個で得点2を挙げるという非常に効率的な攻撃をも魅せることに成功しましたから

  もちろん今日は何より一久さんの素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも
  今日は全体としてなんとかうまく、最低限の“しごと”をこなすことに成功した
  ギリギリ合格点の評価をすることのできるライオンズ攻撃陣でした。

  今後もこれまでと変わることなく、そして今日のような非常に効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  まずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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