★Tips 1 : 今日の一久さん、ストライク率は約64.3%、あと少しで2/3という素晴らしい成績でした。
28度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ12度、
3ボールまでいったのがのべ5度、そして四球1・ボール3からの死球1で
1ボール以内での勝負が約57.1%、
今日は球速の出にくい球場ということもあり、その速球の球速は140km/hを超えず
常時130km/h後半を計測するに留まっていましたが
それでもカッターを含めた速球系が全115球中81球と7割以上だったように
一久さんの持てる最高の速球を終始どんどんとゾーンに投げ込み、投球の軸とし
今日はフライアウト4に対しグラウンドアウト7、三振5と
いつもの技巧派の投球ではなく、どちらかといえば
本格派グラウンドアウトピッチャーの投球を1ゲームを通じて魅せてくれました。
★Tips 2 : 今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計6度、
その内訳は 1-5(うち三振2)、犠打1で得点圏に残塁3、得点1。
今日は7安打・3四球で出塁は10、その全10人のランナーの行方は
残塁6、牽制死1・併殺による一塁封殺1・右翼手補殺による本塁刺殺1で得点1という結果でした。
一方、今日のイーグルス攻撃陣は
6安打1四球1死球で出塁は8、失策による出塁2、野手選択による出塁1を加えた
全11人のランナーの行方は残塁6、二塁封殺1・盗塁死2で得点2という結果。
1ゲームを通してみれば両チームともに様々なミスがあり、また
両チームともに守備陣の素晴らしいフィールディングも魅せた
両チームともになかなか思うように出塁を奪えない中での
1点をめぐる緊迫した攻防が続いた素晴らしいゲームでした。
ただし、イーグルス先発岩隈投手に対し8イニングで106球を費やさせたのみと
打席で忍耐強く闘うことに失敗したライオンズ攻撃陣は
反省することも多かった今日のゲームだったことと思います。
特に最近のゲームで以前ほど忍耐強く闘う打席が継続しないクリさん、
また打席で忍耐強く闘い続け、数多くの出塁を奪い続ける姿を
どんどんと魅せてほしいですね。