★Tips 1 : 今日の平野さん、ストライク率は約61.5%、2/3を大きく下回る物足りない成績でした。
26度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ11度、
3ボールまでいったのがのべ7度、そして四球3で1ボール以内での勝負が約57.7%。
先発登板、救援登板どちらにしても四死球率が非常に高く、
更に本塁打率も非常に高い水準をずっと維持している今シーズンの平野さん、
今後ストライク・ゾーンで勝負し成功を収めていくために
自分の投球について、そろそろそのヴァリエーションや考え方を
大幅に改善し、変える必要がありそうですね。
★Tips 2 : 今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計20度、
その内訳は 3-15(失策1)、5四球で得点圏に残塁9。
今日は11安打・5四球と出塁は16、失策1と野手選択による一塁出塁1を加えた
18人のランナーの行方は13残塁、本塁封殺1で4得点という結果でした。
今日はラインアップの上位に名を連ねる打者たちが忍耐強く出塁したものの
下位の、それも6~8番に名を連ねる選手たちのところで
残念ながらことごとく得点圏走者の残塁が発生した、という結果になってしまいました。
(※今日の残塁13もすべて6~8番に名を連ねる選手たちのところで発生しました)
それでも、大きく得点差を離されても変わらず焦らずに最後まで忍耐強く出塁し続けた
ライオンズ攻撃陣は今日も素晴らしかった。
こうやってラインアップの下位に名を連ねる選手のところに
数多く得点圏にランナーを置いての打席を作り続け、経験させ続けてほしい。
そうやって彼らが数多くの失敗と成功を繰り返していく中で
自分が得点に貢献していくためには打席でどういったアプローチが必要かを考え、
またいち早くそういったアプローチを確立した選手が競争を勝ち抜いていく、
そういった厳しい競争原理をラインアップの下位の選手にも
これからもぜひどんどんと働かせ続けてほしいですね。