Pablo Sandovalという選手がいます。
去年サンフランシスコ・ジャイアンツでMLBデビュー、
今年はおもに三塁手としてレギュラーに定着、
これまで打率330、HR15本、59打点と
ほんとうに素晴らしい活躍をみせています。
身長5フィート11インチ(約180cm)、
体重245ポンド(約111kg)、
ニックネームはその体型から“パンダ”。
MLBにおいて巨漢の選手といえば
やっぱりPrince Fielderが有名でしょうが、
彼も6フィート(約183cm)、260ポンド(118kg)、
ほとんど似たような体型といえると思います。
さて、彼らのような巨漢の選手についてまわるイメージといえば
動きがそんなに俊敏ではないだろうから守備はねぇ・・・というもの。
守備位置は捕手か一塁手が常識のようなものです。
もともとサンドバルさんもキャッチャーでした。
しかしジャイアンツにはBengie Molinaという
素晴らしいキャッチャーがおり、1Bにも才能がたくさん。
ということで、今年は主に3Bを守っていますが
守備の動きはそんなに取り立てて悪いというものでもない。
(守備力の評価は様々なスタッツがあり難しいですが
少なくともすべての指標が悪いというものではありませんし
第一スタッツにするだけの相当なデータが蓄積されていません)
それどころか、鋭い打球の飛んでくることの多い三塁近辺で
とても俊敏な動きで捕球することも多いのです。
まあとにかく見てみてください。
その① その② その③
惚れ惚れするハッスル・プレーですね~。
素晴らしい集中力をひしひしと感じます。
体重があるから守備は、、、なんて常識を打ち破る
素晴らしいフィールディング、
ライオンズファンとしては、将来のおかわりくんの
目標としてほしいな、なんて思ってしまいます。
もちろん今すぐに、とか今シーズン中に、とかではなく
これから勝負強いバッターを目標とすると同時に
守備でも魅せることのできる選手を目指してほしいと思うのです。
アタマのどこかに体重のある選手は・・・なんて常識があるなら
まずその常識を取り去ってほしいですね。
そんな常識があれば守備の時の集中力がそがれ
まず素晴らしいプレーはでないでしょう。
逆にそんな常識さえアタマから追い出してしまえば
スグには効果ないかもしれませんが
守備もどんどん向上していくことでしょう。
なかじさんの守備もこの数年でみるみる素晴らしくなりました。
おかわりくんにも、大いに期待しちゃいますね~。