【最初で最後の】ネガティブな状態を否定しないでくれる | バレエスタジオ クララ

バレエスタジオ クララ

千葉県成田、富里地域にあるバレエスタジオ クララのブログ♪

公演情報・チャリティー活動の様子からスタジオの日常まで
クララの様々な様子をお届けいたします。

右足人工股関節術後166日

左足人工股関節術後33日

 

 

やっと巡り会えた医師。

手術するならこの先生と

硬い意思があったまでは良かったけれど

思いの他、恐がりやだった私。 

 

術日から足の痛みは全くない

傷もきれい

何が恐いのか?

 

麻酔の副反応で

すっかり疲れてしまったのかな?

自分でもよく分からない。

 

 

そんな恐がりやの私には

この病棟のスタッフさん達は最高です。

思い切り甘える事ができます。

 

 

 

看護師さん

「おかえりなさーい。

 前回と同じ部屋ですね。

 自分の部屋に帰って来た気分でしょう。

 あっ、病院だから帰って来たくはないよね。

 よく覚えていたから

 また担当だと思って嬉しかったよ~」

 

薬剤師さん

「また会えましたね」とニッコリ笑う。

 飲み薬や点滴に使っている薬の様子などを

 マメに聞きに来てくれる。

 

看護助手さん

「前回の手術から4ヶ月しか

 経っていないのに決断できたなんて

 凄いね。本当に凄いね」

 

栄養士さん

麻酔の影響でやっと食べられるようになると

毎日、食べられた物、食べられなかった物の

様子を聞きに来て、色々と提案してくれる。

 

 

そんな雰囲気から、すっかり気を

良くしていた入院生活でした。

 

 

何より嬉しいのは麻酔の影響で体調が悪く

頑張れないと思った時

気力が湧かないと思った時

ネガティブな事を言ってしまうけれど

決して、それを否定しないでくれる事。

 

「そうだよね~。

 そう思って良いよ~。

 だって本当にそう思ったんだから。

 心配になったら直ぐに呼んでね」と

 ナースコールのボタンを

 私の手の平に乗せてくれる。

 

「術足とは関係ない所なんだけど

 なんか痛い気がする。

 脳がパニックになっているのかな?」

 

と、言うと

 

「そんな事ないよ。

 本当に痛いから痛いんだよね。

 言いたい気持ちを

 我慢しなくて良いよ~。」

 

入院中、終始こんな感じ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

 

医療従事者の世界では

このような対応は当たり前なのか

病院によって多少の違いがあるのか

よくわからないし

このような対応が苦手な患者さんも

いるかも知れないけれど

 

 

私にとっては最高の病棟でした。

【かまってちゃん】に

なった気分を始めて味わえました。

 

いま、その経験を思い出すと

自然に気持ちが上を向ける事に

気が付きました。

 

沖縄の友人は、

いつも空に向かって咲いている

ハイビスカスを送ってくれます。

 

 

 

 

上達に悩んだり

様々な理由から思うように

レッスンに来られない生徒が

ネガティブな心から解放されずにいる事や

「かまってちゃん」に

なってしまう気持ちなどに

どう向き合って行けば良いのか?

病院での生活や経験を

今後のバレエの指導に

良い意味で役立てたいと思います。

 

 

【無理をせず長く続けるバレエ】の

本当の意味を

これまでとは違う伝え方ができれば

曲解、誤解が生じずに済むかもしれない!

 

 

 

今後もバレエ復帰までの経過などを

お伝えして行こうと思っています。

引き続きご覧頂ければとても嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入院生活で一番活躍してくれました。